15 票
著者 | 菅野礼司 |
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出版社 | 大月書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784272440030 9784272440047 |
登録日 | 2003/12/09 |
リクエストNo. | 21121 |
リクエスト内容
古典物理から素粒子論まで丁寧に論じた名著です.
投票コメント
全15件
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物理の研究者においても、ともすれば物理学の本質についての認識が浅くなりつつあるような気がします。本書は専門分野を問わず物理学をはじめ他領域の人びとにとっても、改めて物理学の本質の再認識に有用であると考えます。 (2008/07/08)GOOD!1
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自分の場合、大学院で素粒子理論を専攻しました。当時の勉強を振り返ると、古典物理学といわれる分野は勿論のこと、量子力学、統計力学など一応完成されたといわれる分野は駆け足で学習して、早く場の量子論の計算に馴れて、追われるように何かを計算して論文にしようと考えていたように思います。昔、一段落してふとこの本を読む機会があったとき、忘れていた大切なことを思い出したような気がしました。新しいことを考える態度として重要なことを教えてもらった気がしました。 (2008/01/20)GOOD!1
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本書は、高校物理教員が教壇に上がるにあたっての必読の書。著者 菅野礼司先生には、大阪府教育センターにおいて、物理学講義を年間60時間、20年にわたって担当していただいた。本書はその内容をまとめたものである。近代物理から現代物理への移行過程が、物理的、哲学的に考察され、丁寧に述べられている。”読めばわかる”し、”読めば感銘をうける”近年まれにみる名著。 (2007/10/28)GOOD!1
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物理学を知りたいと思ったら,この本を読むしかありません。物理の他の専門書には書かれていないアプローチがなされているからです。古典物理から現代物理まで,人類がどのように考え発展してきたかが,深く無駄なくわかりやすく書かれています。現在出版されていないのが不思議です。是非復刊していただきますようお願いいたします。 (2007/10/24)GOOD!1
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物理学の各分野の歴史的発展過程を概観し、物理学の基礎概念と基本法則を基軸にした論理構造を分析するユニークな著書だから。 (2021/04/23)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/12/09
『物理学の論理と方法 全2巻』(菅野礼司)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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よこた