13 票
著者 | 依田恭二 |
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出版社 | 築地書館 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2003/11/29 |
リクエストNo. | 20983 |
リクエスト内容
森林の機能について,特に物質循環については非常に細かく書かれている本である.
投票コメント
全13件
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森林の生態学の実際的なことを、要領よくまとめた教科書。現在主流の生態学研究とは距離があるが、日本の森林生態学の歴史で、とても意義のある教科書。森林の物質循環、生産力、樹木の動態などの基礎的なことが書かれている。 (2007/11/28)GOOD!1
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残念ながら森林浴の本ではない。^^;GOOD!1
森林という生態系の物質循環を解明し、どのようなシステムで構成されているのか、を研究する学問の本です。その意味で、よくまとまっていると思います。
森林を相手にする研究者ならば誰でも持っているものと思っていましたが、しかし、本書を知らない研究者が出現するとは世も末ですね。形態学、分類学など基礎学問軽視の傾向がとうとう生態学にも押し寄せたのでしょうね。 (2005/08/16) -
私は現在、ヒノキ人工林の物質循環に関する研究を行っています。GOOD!1
将来、林業における施業停止が森林の物質循環をとおしてヒノキの生理生態に悪影響を及ぼすのではないかという作業仮説を検証するつもりです。
そこでどうしても生態学の知識が必要となります(私自身の専攻は森林水文学です)。身近にいる植物生理生態学の研究者に「どのような本が生態学の教科書として最適ですか?」と聞いたら、この本が推薦されました。実際、彼の持っている本を手にとると、森林生態学の基礎事項だけでなく、森林の物質循環に関しても非常に詳しく且つわかりやすい本でした。
以上の理由により、依田恭二先生の「森林の生態学」の復刊を強く希望します。 (2003/12/25) -
近代の森林生態の基礎の考え方がわかりやすくまとめられており、GOOD!0
無二の本である。 (2007/12/06) -
大学の教授が絶賛していたので。 (2006/01/11)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/11/29
『森林の生態学』(依田恭二)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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butsumon