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江戸の糞尿学

永井義男

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著者 永井義男
出版社 作品社
判型 四六判
頁数 296 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784861825552

商品内容

日本人にとって、“糞尿”は、産業であり文化だった。裏長屋から、吉原、大奥までのトイレ事情、愛欲の場所だった便所、覗き、糞尿趣味…。初の“大江戸スカトロジー”。秘蔵図版・多数収載。

江戸では、糞尿の利用が“循環システム”として完成していた。これが、いかに先進的で、環境と調和したものだったかは、汚物にまみれていた西洋の大都市パリやロンドンなどと比較するとよくわかる。
江戸時代の日本人にとって、糞尿は価値あるものだった。そのため、産業にとどまらず、文化でもあった。糞尿や便所、汲み取りにまつわる記録や逸話、図版は数多い。
本書は、江戸時代における日本人と糞尿の関係を、産業・文化など多面的にまとめた、初めての“大江戸スカトロジー(糞尿学)”である。

世界で最も整っていた江戸の“糞尿システム”肥桶を担いだ男たちが、100万都市・江戸の生活と食料を支えた。

◇“黄金の宝”だった糞尿
◇“愛欲の場”だった便所
◇江戸の華“吉原”の花魁は…
◇便所に出た妖怪
◇滝沢馬琴一家の汲み取り騒動
◇将軍の小便役、代々の秘伝
◇大奥での某重大事件
◇肥壺に落ちて溺死した大名
◇江戸の“のぞき魔”たち
◇スカトロジスト、柳沢淇園
◇京女の立小便、女形の立小便
◇江戸の糞便の蒐集家
◇たびたび高騰した下肥
◇パリやロンドンの糞尿事情と比べると… ほか

▼著者プロフィール
永井義男(ながい よしお)
小説家、江戸文化評論家。1997年『算学奇人伝』で開高健賞受賞。時代小説のほか、江戸文化に関する評論も数多い。著書に『図説 吉原入門』(学習研究社)、『非情のススメ--超訳 韓非子』(辰巳出版)、『江戸の性語辞典』(朝日新聞社)ほか。

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