58 票
著者 | 松原正 |
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出版社 | 徳間書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784191725799 |
登録日 | 2000/10/21 |
リクエストNo. | 2052 |
リクエスト内容
文学書の読み方がこんなに分かってしまって良いのか!というほど、読書について、とても分かりやすくかつ重要な点を指摘している本。森鴎外・樋口一葉からドストエフスキー、オーウェルに至るまで幅広く論じています。「賢者の毒を飲め、愚者の蜜を吐け」という副題が、端的にこの書籍の特長を言い表していると言えます。ちなみに、同名の書籍が某有名評論家から出ていますが、問題にならないぐらい、こちらの方がずっと良い本です。
投票コメント
全58件
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松原先生の熱烈なファンだからです。先生の著書の多くが絶版となつてゐるのは、現代日本の知的貧困を雄弁に物語る事実だと言へます。是非復刊させて、一人でも多くの心ある人々に読んで頂きたいと切望してをります。 (2006/02/02)GOOD!1
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この著者が好きなのですが、下記の書評を読みますますほしなりました。本を読むということ、特に文学書を読むということの、極意が分かる本。著者は、実用書ではない文学書の熟読玩味を通じて、政治経済から人生論までを展開している。読書の仕方の格好の入門書であると同時に、物事を考えることの厳しさをも伝える好著である。品切れなのが残念。(アマゾンより) (2005/05/03)GOOD!1
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これは良い本である。廣く若い人々に讀まれるべきである。GOOD!1
人間性について深く考へさせられる。絶版の本居宣長「うひ山ふみ」(岩波文庫)とともに惜しまれる。
自分の所有本は後輩に讓つた、著者松原氏も御持ちでない状態だ。如何なる形にせよ、復刊されるなら、最低十册は購入する。
原題は出版社がつけたもの、決して輕薄な本ではない。 (2003/03/20) -
書名がそこらのハウツー物のように見えるため、この本は損をしているようですが、これは『文学と政治主義』と並び、評論家松原正の言論の方向および立脚点を知ることができる重要な著作です。ぜひ復刊をお願いしたい。 (2003/02/22)GOOD!1
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安易に答えを求めないこと、物事を深く考えること、GOOD!1
人間を良く知ること、著者が常に言っていることですが、
おそらくそれは人間を深く洞察した先人のみが残せた
古典の中にあるのだと思います。
長いこと探していますがまだめぐり合えない本です。
復刊を熱望します。 (2002/04/27)
読後レビュー
NEWS
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2000/10/21
『人間通になる読書術』(松原正)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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キラーT細胞