8 票
著者 | 狐 |
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出版社 | 本の雑誌社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784938463250 |
登録日 | 2003/04/16 |
リクエストNo. | 15823 |
リクエスト内容
こう本がたくさん出ていたのでは、どれがいい本だかわるい本だかちっともわからない。そこで、雑誌や新聞の書評をあてにするんだけれども、これがどうもねアテにならない時がある。
最近は○○文学賞というのも信用ならない。
良い書評とは?
内容は、本の目利き、覆面書評家の狐さんの800字のブックレビューです。
文章の面白さ、書き出しと締めくくりの見事さ、ただ者ではない。
例えば、『別役実の当世病気道楽』(別役実著)を紹介するときの書き出し。
”白昼堂々の書物である。いけない気分をそそる、いけない一冊である。”
『野に降る星』(丸山健二著)ではこうです。
”情け容赦もない、がちがちに氷結したような文章だ。書きながら、作者は血くらい吐いているのではないか。”
書評そのものが十分に面白いのであります。
投票コメント
全8件
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山村修さん最高です。 (2008/11/14)GOOD!0
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『水曜日は狐の書評』を読んで、〈狐〉の日刊ゲンダイ紙上での書評連載のおもしろさを知りました。復刊希望します。 (2008/05/23)GOOD!0
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狐さんの本を最近知りました。書評とかが好きなので、ぜひ復刊をお願いします。 (2007/10/19)GOOD!0
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「狐の入門書」で狐氏をはじめて知り、その書評の素晴らしさに感動しました。しかしもう故人になられていたなんて・・・せめて過去の名作を読んでみたいです。 (2006/10/28)GOOD!0
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端正な文章を書かれる狐(=山村修さん)の書評をどうしても読GOOD!0
みたい。 (2006/10/14)
読後レビュー
NEWS
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2003/04/16
『狐の書評』(狐)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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ガッツ石松