12 票
著者 | 中沖満 |
---|---|
出版社 | 山海堂 グランプリ出版 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784381004062 9784876873210 |
登録日 | 2000/07/19 |
リクエストNo. | 1203 |
リクエスト内容
日本で最高の自動車の塗装技術を誇る「わたびき」での職人時代の思いで。
様々な人と入庫してくるいろいろなクルマたちとのエッセー。
その中の一話で力道山の人となりもわかる。
漆黒に塗るようにと命じられたロールスは
完成を前にして偉大なレスラーは暴漢に襲われる。
投票コメント
全12件
-
この本は、今の自分へと連綿と続く、「クルマ好き」の礎になった一冊です。GOOD!1
今でこそ脚光を浴び、多くのマニアに知られる存在となった「アバルト」や「コブラ」・・・。
これらが当時の日本で、どんなまなざしを浴び、どんなエピソードを経てヒストリーを紡いで行ったのか。
生粋のクルマ好きにして叩き上げの塗装職人・中沖さんの目を通して、それらの姿が活き活きと語られている名著です。
クルマが夢を失い、「便利な道具」としか見てもらえなくなった今だからこそ!
いま一度、若い世代にも目を通して欲しい一冊なのです・・・。 (2008/01/28) -
中沖満氏、2007年8月14日逝去。享年75・・・昨日(9/21)まで知らなかった・・・合唱。中沖さん(あえて「さん」づけで呼ばせてください。一度も会ったことはありませんが、心のなかではいつも近くに感じていたひとりです)は、浅間ミーティング設立とか「鉄と心とふれあいと」等のパイクエッセイで著名ですが、小生はこの「力道山のロールスロイス」に出てくる小説(とこれもあえていわせてください)がとても大好きです。特にACコブラがでてくる話・・・銀座かどこかの飲み屋でその加速力をある紳士が話したことに「マッハより速い車があるなんて信じられない」とのたまう女性があらわれ、では試しに・・・の話。もうひとつ、MGがでてくる話も、心の芯がジンとくる、ほの酸っぱい、いい話です。文庫本でもいいので、是非あらゆる人に読んでいただきたい。GOOD!1
なお、あくまで小生の意見ですが、復刊する際は本の題名を変えたほうがよいのでは。力道山を知らない、若い世代の方々に是非呼んでいただきたい「小説」なので、たとえば「75までバイク乗りだった」とか、どうでしょう。 (2007/09/22) -
単行本も何回も読み直しましたが、是非いろいろの方に読んでいただきたいので文庫での復刊を望みます。GOOD!1
他社でも構いませんので是非!
うちは本屋ですが文庫になったらいろいろな方にお勧めして、三桁は売ります! (2000/07/19) -
愛車のフェラーリを (2008/03/20)GOOD!0
-
愛車のフェラーリを (2008/03/20)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
---|---|---|
力道山のロールスロイス | 1,980円 | アマゾン |
NEWS
-
2016/06/30
『力道山のロールスロイス』販売開始しました! -
2000/07/19
『力道山のロールスロイス』(中沖満)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
紺之介