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あの本のタイトルが知りたい

  • 2000/07/06(返答 4件)

    受付中

    捨てられた古いピアノの出てくるお話

    こういうお話(エッセイかもしれない)を探しています。

    ある女性が誰かを訪ねていく途中、捨てられた古いピアノを見つけます。
    で、何の気はなしに通り過ぎるのですが、その直後、そのピアノが「ポーン」と
    突然音を立てて、その女性は驚いて振り返ります。
    結局良く見てみると、ピアノの上に伸びた枝から落ちた木の実が
    その音を出したのだと分かるのですが、
    原因がわかっても、何となく新鮮で不思議な気分になって、
    女性は再び歩き出していくというお話だったと思います。

    昔、高校の国語の実力テストか何かで問題として出題されていた文章なのですが、
    ちょっとレトロな感じの、とても透明感のある文章が気に入っていました。
    その問題用紙もずっととっておいたのですが、引越のときに紛失してしまいました。
    それ以来、出典が分からずに、ずっと気になっています。
    もしご存知の方がいましたら、タイトルお教え下さい。
    お願いします。




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  • 回答
    No.1

    それはたぶん・・・

    それはたぶん、芥川龍之介の「不思議なピアノ」という
    小説だと思います。


    2000/07/21

  • 回答
    No.2

    情報ありがとうございます。

    > それはたぶん、芥川龍之介の「不思議なピアノ」という
    > 小説だと思います。

    メイさん、情報ありがとうございます。全然反応なかったので結構あきらめかけて
    いたものですから、嬉しいです。さっそく探してみようと思います。
    ですが、この作品ってあまりメジャーじゃないんですよねえ?
    簡単な検索では引っかかってこなかったもので。
    まあ、また図書館や書店をまわったりしようとは思いますが、
    どの本に収録されているかとかご存知でしたら、教えて下さい!


    2000/07/23

  • 回答
    No.3

    「ピアノ」

    > > それはたぶん、芥川龍之介の「不思議なピアノ」という
    > > 小説だと思います。

    > まあ、また図書館や書店をまわったりしようとは思いますが、
    > どの本に収録されているかとかご存知でしたら、教えて下さい!

    私もそのお話、記憶にひっかかっていましたので、
    メイさんの情報ををもとに探してみました。
    岩波書店刊の「芥川龍之介全集」第12巻に収録されている
    「ピアノ」という作品に該当すると思われますが如何でしょうか。

    『するとピアノはその表紙に忽ちかすかに音を発した。それは殆ど
     わたしの疑惑を叱つたかと思ふ位だつた。』
    『ピアノは今も日の光に白じらと鍵盤を広げてゐた。が、
     そこにはいつの間にか落ち葉が一つ転がつてゐた。』

    ...どうでしょうか。この作品ではないですか?
    (ちなみに私は「落ち葉」じゃなくて「木の実」だと思っていました。
     人の記憶なんてあてにならないですね;)


    2000/07/23

  • 回答
    No.4

    ありがとうございました!

    > それはたぶん、芥川龍之介の「不思議なピアノ」という
    > 小説だと思います。

    > 岩波書店刊の「芥川龍之介全集」第12巻に収録されている
    > 「ピアノ」という作品に該当すると思われますが如何でしょうか。

    めいさん、はるるさん、情報提供ありがとうございました!
    や~っと図書館へ行き確認することが出来ましたので報告します。
    私の探していた作品は、まさしく芥川竜之介の「ピアノ」でした。
    しかも、私が読んだものは作品の一部と思い込んでいたのですが、
    実はそれで全文であったことも判明。
    やっとすっきりしました!ありがとうございます!!

    > (ちなみに私は「落ち葉」じゃなくて「木の実」だと思っていました。
    >  人の記憶なんてあてにならないですね;)

    私もです(笑)ホントに人の記憶って・・(^^;>はるるさん


    2000/08/17

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