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あの本のタイトルが知りたい

  • 2016/01/30(返答 0件)

    受付中

    無人島のお話し、1980年頃に読みました。

     お願いします。

     主人公(20代位男性)は、遭難後ひとり無人島(常夏。ヤシの木等あり)にたどり着きます。

    そこには卵の親子(父、母、子)一家族だけが暮らしており、主人公に食事と家を提供してくれました。

    親子は日中、畑仕事。父はジャンプして土を耕し、母は種をまき、子は最後に土を平らにならします。(とても働き者)

    そして夕方になると親子は小さいボートに採れたての野菜をたくさん載せて、隣の小島に向かいます。

    そこには灰色の鼻の長い卵たちが10人ほど何もせずに暮らしており、彼らの生活すべて、卵の親子が面倒見ています。

    主人公は自分のことは棚に上げ、理不尽に感じます。

    ある夕方、普段動きもしない灰色卵たちが一斉に海に向かって動き出します。等間隔で円になった彼らは海の水を長い鼻でめいっぱい吸い込んで一気に噴き出しました。夕日に照らされてそこには、この世のものとは思えない美しい光景が広がります。卵の親子たちはそれをうっとりとみつめるのでした。

    主人公は日々無為に過ごしていることに罪悪感を感じ始め(急に)帰らなければと思い立ち、結構あっさり大型船に出くわし元の生活に戻ります。

    そして時々あの美しい光景を思い出すのでした。(おわり)

    最後まで読んでいただき、ありがとうございます。お願いします。

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