復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
-
2013/05/26(返答 2件)
受付中
児童向け短編集
小学生の頃に読んだ児童文学の短編集(作者は同じ)を探しています。
内容はほとんど忘れてしまっており、覚えている話は1つだけな上に、その内容もうろ覚えです。
ある男性が魔法のランプ?を手に入れ、中から出てきたランプの精(間違っているかもしれませんが便宜上、ランプの精と書きます)の力で無人島で自由気ままに暮らし始めるのですが、しばらくすると寂しくなったのか元の町に戻りたくなり、戻る為の飛行機をランプの精に出してくれるように頼みます。
しかしランプの精は飛行機という物を見たことがなく出せません。
そんな時、飛行機が空を飛んでいるのを見つけた男性が、「あれが飛行機だ」とランプの精に教えます。
ランプの精は、もっと近くで飛行機を観察しようと空を飛んで飛行機に近づいて行くのですが、ぶつかって海へと落ちてしまいます。
そして、男性が待てど暮らせど、ランプの精は戻ってこず、たった一人、男性は無人島に残されてしまう・・・
というような話です。
細かい設定などは間違って覚えているかもしれませんが、大筋は合っていると思います。
このような物語が収録されている本をご存知の方がいましたら、是非お教えいただければと思います。
長文を読んでいただき、ありがとうございました。
-
回答
No.1古いランプ
夜店でかぶと虫を売っていた男が、ボロ市で外国製のランプを入手。それは、アラジンが持っていたランプで魔人の魔法で大金持ちになり、お城の王様になった。魔人の飛行機との衝突死の後、食糧もなく、男は庭園の噴水の水を飲み命をつなぐが、ついに意識を失う。
「ああ、めがまわる。めがまわる。めがまわる」
土家由岐雄 「古いランプ」というお話のようですよ。
1968年の「おさるのふうせん」文憲堂七星社
1983年の「かわいそうなゾウ」フォア文庫
に収録されていました。
-
回答
No.2お礼
そうです!ご回答いただけたおかげで思い出しました。
私が読んだのは「かわいそうなゾウ」でした。表題になっている上野動物園のゾウのお話よりもインパクトが強く、すっかり忘れておりました…
長年のモヤモヤが、ようやく消えました。本当にありがとうございました。
次の画面へお進みください