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あの本のタイトルが知りたい

  • 2010/08/29(返答 2件)

    受付中

    戦争物(沖縄戦)の児童書、主人公の女の子の『体の中に弾が残っている』という語り出しから始まる。ちひろの絵?

    20年くらい前に読んだ児童書です。

    主人公の女の子が、
    『体の中にまだ弾が残っている』
    と戦争体験を回想のように語りだす所から、物語が始まります。

    鈴が、お守りのような形で作中に出てきたかと思うのですが・・・。

    挿絵は、いわさきちひろさんだったような・・・
    (「戦火の中の子ども達」ではありません。)

    表紙は水彩画風だったような・・・。

    曖昧ですみません。
    どなたか心当たりのある方がいらっしゃいましたら、
    どうぞよろしくお願いいたします。

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  • 回答
    No.1

    鈴はもう鳴らない

    夏休みに子供に読ませたいと思い、検索をしてこのサイトにたどり着きました。
    タイトルは「鈴はもう鳴らない」だと思います。ポプラ社?の「君がいて僕がいる」という児童向けノンフィクションシリーズの1冊だったように記憶しています。
    おそらく発行は1980年前後でしょう。
    内容。
    主人公の少女は首里に住む小学生。父親は船乗りで、出征するときに主人公に鈴をお守りとして渡します。(父親はそのまま行方不明に)
    やがて沖縄戦が激化。危険を避けるため、母と祖母、乳児の弟と南へ避難を始めます。美人の母は日本軍の司令部のあるガマ(洞窟)入ることを許され、雑用の仕事をします。が、周囲に妬まれてガマを離れなければならなくなります。梅雨時の大雨の中、あてどのない逃避行を続けます。
    アメリカ軍の激しい攻撃にさらされ続け家族はバラバラになり、主人公は母と二人ガジュマル?の林へ逃げ込みます。が、母は銃撃されて死亡。(主人公は「眠っている」と表現)。大切な鈴もなくしてしまいます。主人公はその場で出会った親切なおばさんとさらに南へ逃げますが、おばさんも銃撃されて死んでしまいます。
    一人ぼっちになった主人公は、近づいてきたアメリカ兵に投降。傷の手当を受けて収容所へと送られます。
    終戦後、別の収容所にいた祖母と再会。弟は流れ弾に当たってなくなっていましたが、祖母は重傷を負いながらも生きていました。
    天気が悪くなると祖母の体に残った銃弾が痛みます。そして、林の中で眠っている母を思い出すのです。

    絶版は間違いないでしょう。ですが、有名な「白旗の少女」より記憶に残っています。戦争の記憶が風化する中、ぜひなんらかの形で今の子どもたちに読んでもらいたい本だと思います。

    あゆ あゆ

    2013/07/17

  • 回答
    No.2

    すずはもうならない

    先ほどの投稿の訂正です。

    タイトルは「すずはもうならない」すべてひらがなです。
    著者は、真尾悦子。発行は金の星社でした。発行年は1983年。
    お母さんが眠っているのはアダンの林で、著者の真尾悦子さんは、関連する本を何冊か出しています。

    参考URL:http://books.google.co.jp/books/about/すずはもうならない.html?id=8ZgkMwEACAAJ&redir_esc=y

    あゆ あゆ

    2013/07/17

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