mamoさんのページ 復刊リクエスト投票 小人たちシリーズ 【著者】メアリ・ノートン こんなすばらしい物語が、今後読めないなんてどういう世の中なのでしょうか。困難に立ち向かいながら、自分達の居場所を探し続ける、自分の生まれてくる子供にも是非読んでもらいたい本なのです。第一話に当たる”床下の小人達”は岩波少年文庫になっていますが、このシリーズの面白いのはその先の”野に出た小人たち””空飛ぶ小人たち”なんです。それまでの平穏な生活を追われ、未知の世界で家族が助け合いながら、必死に居場所を探していくのです。また著者の、あたかも自分がのぞいてきたかのような細かい描写の一つ一つが、小人の存在を現実のものとし、またそれが子供達の心の余裕になっていくような気がします。ギスギスした今だからこそ、そんな心の余裕を、自分だけの秘密を、子供に持ってもらいたいと思いませんか?図書館にある本はもうすでに傷みが激しくなっています。このまま行けば、そのうち書架から姿を消すことになるでしょう。 私はこの本が復刊された暁には、甥や姪のプレゼントに、そして生まれてくる子供達のために、我が家の本棚に並べたいと思っています。どんな形でも構いませんので、ぜひ復刊してください。(2002/08/16)
復刊リクエスト投票
小人たちシリーズ
【著者】メアリ・ノートン
困難に立ち向かいながら、自分達の居場所を探し続ける、自分の生まれてくる子供にも是非読んでもらいたい本なのです。
第一話に当たる”床下の小人達”は岩波少年文庫になっていますが、このシリーズの面白いのはその先の”野に出た小人たち””空飛ぶ小人たち”なんです。それまでの平穏な生活を追われ、未知の世界で家族が助け合いながら、必死に居場所を探していくのです。
また著者の、あたかも自分がのぞいてきたかのような細かい描写の一つ一つが、小人の存在を現実のものとし、またそれが子供達の心の余裕になっていくような気がします。ギスギスした今だからこそ、そんな心の余裕を、自分だけの秘密を、子供に持ってもらいたいと思いませんか?
図書館にある本はもうすでに傷みが激しくなっています。
このまま行けば、そのうち書架から姿を消すことになるでしょう。
私はこの本が復刊された暁には、甥や姪のプレゼントに、そして生まれてくる子供達のために、我が家の本棚に並べたいと思っています。
どんな形でも構いませんので、ぜひ復刊してください。(2002/08/16)