11 票
著者 | 佐々木譲 |
---|---|
出版社 | 集英社文庫 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784087491517 |
登録日 | 2002/01/20 |
リクエストNo. | 7454 |
リクエスト内容
『桟橋を降り、ゆっくりとバイクを進める。この空気だ!この空気を裂いて走るため、ボクたちは北海道に来た。六年前のバイク仲間の合い言葉”開陽台で満月を見よう!”-その約束を覚えていた慎平と二人で。スロットルを全開にする。マシンのリズム、ピタッと合った心、軽い空気・・・。途中、XJ400に乗った涼子が加わって、三人の北海道ツーリングが始まった。本格オートバイ小説の傑作。』(カバー文章より)
この小説は、苫小牧・樽前山・オコタンペ湖・美笛・ポロピナイ・支笏湖・千歳・吉田牧場・早来・日高・ワイオミング牧場・明和牧場・新冠種畜牧場・襟裳岬・広尾・帯広・十勝平野・帯広・池田の千代田えん堤キャンプ場・士幌・芽登・オンネトー湖・雄阿寒温泉・阿寒湖・弟子屈・和琴半島・屈斜路湖・摩周湖・弟子屈・中標津・開陽台というルートを走っている。8月16日の開陽台の満月を見るまでの5日間のツーリングの話だが、ただのツーリングではない。6年前の17のときの仲間との約束通り2人は走った。360度パノラマの地平線で満月を見るために。そして、やがて久志はどこに向かって走るべきか見つける。
投票コメント
全11件
-
男のロマンだから (2023/08/10)GOOD!1
-
私自身「北を目指していた」あの夏から何年が過ぎたのだろう。自分と等身大のライダーたちの青春スケッチ。続編の「いつか風がみていた」は何度も読み返しているが、「振り返れば地平線」は15年くらい前に知人に貸したきり行方知らずで戻らず。手元にぜひ置いておきたい一冊です。 (2008/10/09)GOOD!1
-
昔読んだので懐かしく思いました。また読みたいので。 (2014/12/07)GOOD!0
-
ラストランを読んで、興味をもったので (2010/02/11)GOOD!0
-
苫小牧港に降り立つところから北海道ツーリングの魅力が細かく描写されていて、一気に引き込まれてしまいました。GOOD!0
北海道ツーリングを経験してから読んだので、余計にハマッタのかも知れません。 (2008/10/23)
読後レビュー
NEWS
-
2014/12/07
『振り返れば地平線』が10票に到達しました。 -
2002/01/20
『振り返れば地平線』(佐々木譲)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
フーダニット