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著者 | 須藤晃 |
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出版社 | 主婦と生活社 |
ジャンル | エンタメ |
ISBNコード | 9784391117417 |
登録日 | 2001/12/30 |
リクエストNo. | 7153 |
リクエスト内容
尾崎豊の音楽プロデューサー須藤晃が、彼が十代で発表した29曲
を解説している本。アーティスト・尾崎豊のいちばん近くにいた
須藤氏が語る尾崎豊は他のどの文献よりも、あたたかく、ドキド
キしてて、そしてどこか切ない。
投票コメント
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数年前から尾崎豊さんの曲に惹かれ聴くようになりました。尾崎さんかどのような想いで曲を作られていたのか、曲に込められた意味を知りたいです。亡くなって20年経ちますが、あの頃書かれた内容は、20年経った今でもなにかを訴えかけているような気がします。 (2012/09/07)GOOD!1
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ロスアンゼルスに在住です。衛星放送でSONGSで尾崎さんのことを知り、フアンになりました。現地の日本書店で、小説新潮4月号を購入しましたが、尾崎さんについての本は、ほとんど廃刊と説明を受けました。入手できません。宜しくお願いします! (2012/06/05)GOOD!1
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どうしても読みたい1冊です。 (2008/02/18)GOOD!1
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何度も聴いてきた歌のことを、もっと理解出来ると思ったから。 (2019/05/15)GOOD!0
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是非新装版として読んでみたいので。 (2008/12/26)GOOD!0
読後レビュー
全1件
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29曲への二人の思い
随所で、涙が落ちる。
この本はなぜこんなにも切なく感じるのか。
音楽プロデューサーとシンガーソングライターという二人には、年の差が10以上あることもあいまって、一定の距離感から常に緊張関係にある。
その二人が問答のような対話をへて、作品として結実させた29曲。
1曲について4ページ分割いて、詞、写真、本文(3段組みで1ページ分)を載せている。
横組み仕様で、文中のキーセンテンスが小見出しとして本文ページの上にアクセントとして載っていて、書籍だが雑誌感覚で読みやすい。
切なさは、おそらく執筆された時期が関係していると思うが、この本の発行は、亡くなって3年後の1995年4月。
彼の死を受けとめていく上で、とても微妙な時期だと推測する。
著者自身、それは意識していないだろうけど、読者が内容に感情移入しやすいトーンでつづられている。
その内容が普遍性をおびていると感じるのは、著者が「作品についてはこうやって克明に説明したかった」というプロデューサーとしての責任からか、過去の自分とも正直に向き合っているからだと思う。
当時のことを反省もしつつ、けっこう詳細に語っている。
曲は、一曲一曲、思いから生まれた結晶。
そこには試行錯誤の時間がある。
そんな時間のなかで、彼の本質的な質問に、著者である当時30歳前後のプロデューサー須藤晃はどう答えてきたのか。
・「須藤さん”ブルーカラー”ってどういう意味ですか?」
・「尾崎と相当話した」事とは?
・デビューアルバムを「レコーディングしようと最終的に決断した」曲とは?
・「なんで須藤さんは、サラリーマンやってるんですか?」
・彼が「退廃的な考え方」に惹かれていく過程について
・「歌ってほしいことと、彼が歌いたいことのギャップ」について
・「アーティストとしての苦悩も決意も、この歌には全部出ている」という曲とは?
彼との数々の具体的なエピソードが、息づかいとともに読み手に伝わってくる。
「愛を信じます」から「僕は何も信じない」まで、音楽制作を支えてきた一番近しい人物からみた、十代の尾崎豊の心の軌跡。 (2012/04/21)
NEWS
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2001/12/30
『尾崎豊が伝えたかったこと』(須藤晃)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
十六夜