14 票
著者 | 川田弥一郎 |
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出版社 | 祥伝社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784396631550 |
登録日 | 2021/07/23 |
リクエストNo. | 71518 |
リクエスト内容
北宋(ほくそう)──遼(りょう),西夏(せいか)の外圧に苦しみながら都市文化が繚乱(りょうらん)とした時代,検屍の技術・制度は当時の世界最高水準に達していたという。8代皇帝徽宗(きそう)の御代(みよ),政和(せいわ)7年(1117)4月半ばの朝。首都開封(かいほう)一の盛り場,桑家界隈(そうけかいわい)の芝居小屋海棠棚(かいどうほう)で,人気女役者楊安奴(ようあんぬ)の死体が発見された。外傷はなく病死とも考えにくいが,赤子を孕(はら)んでいたことから,愛憎の末の殺しとも見られる。捜査検屍を担当する方淵之(ほうえんし)が死因解明に苦慮するうち,部下の丘千五(きゅうせんご)が紅い油傘(あぶらがさ)を死体に翳(かざ)すと,なんと鳩尾(みぞおち)に傷痕が浮かんできた…。(第一話 紅油傘(あかいあぶらがさ))首都開封と水都蘇州(そしゅう)を舞台に,愛と殺意の果てを描く7幅(ふく)の絵巻(ストーリー)!江戸川乱歩賞受賞の異才が放つ,前人未到の中国医学ミステリー!
(公式ホームページから引用)
引用元URL:http://www.sun.s-book.net/slib/slib_detail?isbn=4396631553
投票コメント
全14件
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中華ミステリーの大本命、ここに誕生!!GOOD!2
というキャッチコピーをつけたくなるような連作短編集です。第1話「紅油傘」では、妊婦の突然死に、川田先生のオリジナリティが生かされた《焼け釘》という意外すぎるアイテムが絡んできます。さすが乱歩賞受賞作としかいいようのない、ミステリの不朽の名作といえると思います。単行本の復刊はもちろん、学生さんなどたくさんの人に手にとってほしいので、文庫化にも期待しています! (2021/07/25) -
話題作の原点にあたってみたい (2021/07/23)GOOD!2
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ふとしたきっかけで本書を知りました。とても面白そうなのにもう手に入らなくて読めないのが残念で、復刊リクエストしました。よろしくお願いします。 (2021/07/23)GOOD!2
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ハードカバーで持っていますが、携帯用の文庫版でもあればもっと嬉しいですね。中華時代劇×法医学ミステリという大変珍しいジャンルで、恐らく国内では唯一ではないかと思います。時代劇、中華、ミステリ好きにおすすめです。 (2021/07/28)GOOD!1
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紙は絶版で電子書籍にもなっていないので、是非復刊してほしいです! (2021/07/24)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2021/07/28
『宋の検屍官 / 中国法医学事件簿』が10票に到達しました。 -
2021/07/23
『宋の検屍官 / 中国法医学事件簿』(川田弥一郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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百々