9 票
著者 | 廣津里香(広津里香) |
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出版社 | 光文社カッパブックス |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784267010842 9784334003340 |
登録日 | 2001/09/28 |
リクエストNo. | 5849 |
リクエスト内容
若くして夭折した廣津里香さんの日記と詩の数々。
高校2年生の16歳から亡くなる前年の28歳までの、著者ご本人の、詩と日記で、それらが、割愛されて構成されております。
昭和20年代後半から40年代の頃の、時代背景や風俗、若者の状況など、
ルポとしてもすぐれていると思います。
当時2ヶ月で、9版の重版の増刷がありました。
1930年代に生まれ育った、著者の苦悩・挫折など現代に通じるものもあり、生き急いでしまった里香さんの生き方に、触れてみる価値があると思います。
投票コメント
全9件
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「17歳――アジアでは死んでることに気づく年」。この詩、いいなあ。さんざん安保について語っておきながら、デモに誘われると「傘を忘れたから」とはぐらかして逃げるあたりも、心情がわかる。広津の本の中では、いちばん読みやすく読み継がれてほしい。 (2012/05/09)GOOD!1
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惜しくも若くして夭折した廣津里香さん。GOOD!1
収録されている日記や詩などから、『死』を強く意識しながらも、生きるために、生きるあり方や自身の存在価値を、必死で模索していた彼女の姿が浮かび上がります。
金子みすずや山田かまちなどに匹敵する以上の、何かがあります。
ぜひ、知られてほしいです。 (2001/09/28) -
私は以前投票したりかりかです。メアドが違い投票出来ず再投票です。ネットでも見つからなかった希少本をすべて集めました。あまりに惜しい才能の開化を知られてほしいです。 (2018/05/22)GOOD!0
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廣津里香に関心があるから (2007/09/24)GOOD!0
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とにかく読みたいから! (2004/03/05)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2001/09/28
『死が美しいなんてだれが言った』(廣津里香(広津里香))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ケロポンタ