3 票
著者 | グードルン・パウゼヴァング 著 高田ゆみ子 訳 |
---|---|
出版社 | 小学館 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784094081312 |
登録日 | 2012/12/28 |
リクエストNo. | 56719 |
リクエスト内容
チェルノブイリ原発事故の翌年に出版され20年以上ドイツで読み継がれている、ドイツ国内での原発事故を想定した小説。
主人公は原発事故に巻き込まれた14歳の少女ヤンナ。小さな弟と自転車で必死に逃げようとしますが・・・。
2006年映画化、2008年コミック版発行。
投票コメント
全3件
-
本の世界に引き込まれました。舞台はドイツですが、これは今の日本、そして近未来の日本の姿かもしれません。GOOD!1
福島原発事故の深刻なこの現状の中にいてもなお、原発という選択を捨て切らない私たちは、いったいどんな状況を迎えないと止められないのかと思います。
親子で読む、そして考える。
そんなところからドイツが選択したように、日本も変わることができるかもしれない。
希望をこめて復刊を望みます。 (2013/01/13) -
脱原発ホームページの本の紹介で、児童書に詳しい司書の方に推薦していただきました。GOOD!1
その方によると、「この本は、ドイツ、オーストリア、ベルギーでは学校の教材に使われていて、親子二代で読んでいる家庭も多いとか。そんな教育や家庭での取り組みなどが世論をかたち作り脱原発へとつながっていった、というのは頷けます。」
「小説のなかのドイツ政府や大人たちは、やっぱり現在の日本と同じ隠蔽と『見たくない』です。
それに立ち向かい身を挺して戦う一部の大人とそれに気づいていく少女が描かれています。
この著者が投げかけたものを、国民が受け止め考え広めたことが、脱原発につながったんだ、と思いました。
そして、悲惨な現状になってしまったけれど、私たちが生きた後の未来は必ず変えられると勇気付けられもしました。
コミックの方は、あの素晴らしいラストシーンが無いのが残念。」ということで、脱原発を進める上で、自分でも読んでみたいですし、ぜひ皆さんにも読んでいただきたいと、思いました。 (2012/12/28) -
ドイツ児童文学大賞を受賞したこの本は大変優れた作品です。GOOD!0
これからを生きる子ども達に紹介していきたいと思い、投票させていただきます。よろしくお願いいたします。 (2012/12/28)
読後レビュー
NEWS
-
2012/12/28
『みえない雲』(グードルン・パウゼヴァング 著 高田ゆみ子 訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
banchan