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著者 | 童門 冬二 |
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出版社 | 祥伝社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784396322892 |
登録日 | 2011/12/08 |
リクエストNo. | 54307 |
リクエスト内容
文久三年十月、奇兵隊総管(隊長)に長州藩士・赤根武人が就任した。彼には密かな野望があった。百姓や町人すら兵にする奇兵隊の実力中心主義を押し進め、“だれもが同じ地位に横に並ぶ”組織を実現しようというのである。しかし、理想に向けて武人が邁進するにつれ、隊の創設者・高杉晋作との溝が深まり、連合艦隊砲撃の日、決定的な対立を迎えた…。 【出版社書評より】
幕末の長州藩士で奇兵隊でも活躍した人物。内部抗争に破れ出奔した際、幕府の要人の思惑に利用され、長州の裏切り者という汚名を背負ったまま29歳で処刑されました。
勝者の中の敗者の過酷さが、読んでいてつらいですが、数少ない赤根武人メインの作品なので、多くの方に触れて頂きたいです。
投票コメント
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読後レビュー
NEWS
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2011/12/08
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賽