1 票
著者 | メレシコフスキー |
---|---|
出版社 | 雄渾社 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2011/08/31 |
リクエストNo. | 53869 |
リクエスト内容
メレシコフスキーは『反キリスト』三部作で有名なロシア世紀末を代表する作家。小説以外にも評論集も見るべきものが多い。内容は以下の通り。
Ⅰ~Ⅴ トルストイとドストイェーフスキー
Ⅵ 平和にあらず剣なり
Ⅶ 来るべき賎民
思想的にはニーチェの影響が強く、反理性主義的な側面が強い。メレシコフスキーと言えば霊と肉の葛藤など二元論的が強調されがちだが、本来はそこに至るまでの過程(葛藤)が重要なのであって、形式的な二元論とは無縁のはずである。同じ出版社からは同じ訳者による『シェストフ選集』が出ている。こちらと合わせて是非、復刊してほしい。
投票コメント
全1件
-
同じ出版社から出ている『シェストフ選集』に比べ格段に入手しづらいため。当然、内容的にも今読んでも少しも古めかしいところはないと思う。特にⅠからⅤ巻までのトルストイとドストエフスキーの比較論は示唆に富む(残りは読んでいないけど)。十分復刊に値する内容だと思う。 (2011/08/31)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
-
2011/08/31
『メレシコフスキー選集全7巻』(メレシコフスキー)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
牡猫ムル