23 票
著者 | 古野まほろ |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784061824775 9784061825291 9784061825543 9784061826205 |
登録日 | 2010/12/23 |
リクエストNo. | 52265 |
リクエスト内容
90年代初頭の日本帝国。名門勁草館高校で連続する惨劇。子爵令嬢修野まりに託された数列の暗号を解いた奥平が斬首死体となって発見される。報復と解明を誓う古野まほろら吹奏楽部の面子のまえで更なる犠牲者が!本格と幻想とSFが奇跡のように融合した青春ミステリ。第35回メフィスト賞受賞作。(天帝のはしたなき果実)
超豪華列車の中で起こる連続殺人!超Q級豪華寝台列車で密室殺人劇が幕を開ける…。(天帝のつかわせる御矢)
「十角館の殺人」「孤島パズル」「そして誰もいなくなった」を鞄に入れて、2泊3日の超豪華避暑島合宿へ。当然の如く密室殺人劇の幕は上がり…。古今東西の閉鎖的状況を大胆に参照するオタク系本格ミステリ第3弾。 (天帝の愛でたまう孤島)
因果の悪戯か制式空母『駿河』に乗艦することとなったまほろ。探偵小説の神は彼を容赦しなかった。日本本格史上最大級の3000人殺し…。鉄の巨城に咆哮する悪意!空前のスケールで描く天帝シリーズ最高傑作、ついに登場。(天帝のみぎわなる鳳翔)
投票コメント
全23件
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読んだのは天帝のはしたなき果実のみだが、それでもこの作者の書く破天荒さ、面白さには驚いた。これほど読みごたえがあり、また、描写の素晴らしき小説は初めて読んだ。GOOD!1
このシリーズを絶版にする意味がわからない。ミステリ界における大損害だ。 (2012/10/28) -
作者独自の詩的で蠱惑的かつアヴァンギャルドな世界観と類い希な本格強度を有する作品群が絶版であることは本格ミステリ界、ひいては小説界にとって計り知れない損失。シリーズ第五作『天帝のやどりなれ華館』刊行のためにも是非文庫化を! (2010/12/30)GOOD!1
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これほどの記念碑的名作群、一時代を画する様な傑作が絶版になっている余りにも悲劇的なそれは現状で。GOOD!1
探偵小説の天帝に捧げられたこれら一連の著作。失われてしまうのは探偵小説界の大損害であり、実に不幸なことであると云わざるを得ません。
天帝シリーズの復刊。果されるべきそれは命題であります。 (2010/12/30) -
ひょんなことから、この著者について知ることが出来ました。いえ、知るのが遅過ぎたくらいです。こんな稀有な本格ミステリの書き手による、天帝シリーズが埋もれてしまうだなんて、とても勿体無いことだと思います。過剰なまでの文章表現や徹底した推理の展開などに、私はつい酔いしれてしまいました。GOOD!1
こんな私みたいな後発組のためにも、ぜひ復刊してほしいと思う所存です。 (2010/12/25) -
本格ミステリとしての強度は、わざわざ私が話さなくてもいいと思う。GOOD!1
それよりも、文章に、文字に込められた、青春小説としての輝きを、ある種の馬鹿らしさを特筆したい。
埋もれていいような作品ではありません。 (2010/12/24)
読後レビュー
NEWS
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2010/12/23
『天帝シリーズ/(「天帝のはしたなき果実」「天帝のつかわせる御矢」「天帝の愛でたまう孤島」「天帝のみぎわなる鳳翔」)』(古野まほろ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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