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著者 | パトリシア・A・マキリップ |
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出版社 | 早川書房 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784150203825 |
登録日 | 2010/07/17 |
リクエストNo. | 50877 |
リクエスト内容
オンブリア---それは世界でいちばん古く、豊かで、美しい都。そこはまた、現実と影のふたつの世界が重なる街。オンブリアの大公ロイス・グリーヴの愛妾リディアは、大公の死とともに、ロイスの大伯母で宮廷を我が物にしようとたくらむドミナ・パールにより宮殿から追いやられる。だがそれはふたつの都を揺るがす、怖るべき陰謀の幕開けにすぎなかった……2003年度世界幻想文学大賞に輝くマキリップの傑作ファンタジイ!
投票コメント
全3件
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パトリシア・A・マキリップの世界にまた浸りたいな、と思ったら早くも絶版になっていた。今まで買っていなかった自分が悪いといえばそうかもしれないが、いくらなんでも絶版になるのが早過ぎるのではないか。原作が出たのが2002年、世界幻想文学大賞受賞が2003年、ハヤカワから邦訳が出たのが2005年で、今もう手に入らない、というのは情けない。今も一定の人気を誇るマキリップの作品が、である。すぐれた物語は時間が経っても風化しないということを、出版社にももう一度思い出していただきたいところ。 (2011/05/18)GOOD!1
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同じ世界幻想文学大賞を受賞した『妖女サイベルの呼び声』に比べると、かなり難解です。しかしここに描かれてる世界はまさにファンタジーの迷路で、何度読み終わっても再び本を手に取ってしまう不思議な魅力に溢れてます。図書館で借りては読んでますが、ぜひ新刊を手に入れたいです。早川書房さん、ぜひ復刊して下さい! (2010/11/10)GOOD!1
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ここ数年、創元推理文庫でマキリップ作品がいくつも出版されていますが、そこで興味を持った読者の方に、是非読んでいただきたいです。何より、1ファンタジーファンとして、世界幻想文学大賞受賞作はもれなく日本語で読める環境であってほしいと思います。増版を希望します。GOOD!1
マキリップの代表作は早川書房さんが権利をお持ちですが、増版をしないのであれば、熱心に出版されている創元推理社さんに売却していただきたいと思ってしまいます... (2010/07/17)
読後レビュー
NEWS
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2010/07/17
『影のオンブリア』(パトリシア・A・マキリップ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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minerva