4 票
著者 | 手塚治虫 |
---|---|
出版社 | 小学館 |
ジャンル | コミック・漫画 |
ISBNコード | 9784063738872 9784063738889 9784063738896 9784063738902 9784063738919 9784063738926 9784091820686 9784091820693 9784091820709 9784091820730 9784091820747 9784091820754 9784091920515 9784091920522 9784091920539 9784091920546 9784091920553 9784091920560 9784091920577 9784091920584 |
登録日 | 2001/06/06 |
リクエストNo. | 4304 |
リクエスト内容
時は江戸末期。明治維新のわずか12年前の江戸・小石川が舞台。様々な物事が変わってゆく激動の時代の中を駆け抜けた二人の若者の姿を描く。一人はちゃらんぽらんで女好きだが情に厚い蘭方医、手塚良庵。手塚治虫の曽祖父である。そしてもう一人は口下手で要領は悪いが曲がった事が大嫌いで一本気の下級武士、伊武谷万二郎。対照的な性格で、時に喧嘩友達、時に恋敵でありながらもその実強い友情で結ばれ、お互いに少しずつ成長してゆく。次々と開国・通称を迫る異国。派閥争いの中衰退してゆく江戸幕府。次第に強まる尊皇攘夷の感情。漢方医と蘭方医との対立・・・。江戸から明治へ変わってゆく時代の波に翻弄されながらも、一人は医の道のため、一人は武士の面子のため・・・それぞれの使命のために懸命に生きた二人の大河ドラマ。
投票コメント
全4件
-
こんなに面白い時代劇が今まであっただろうか?と思わせてくれるほどこの作品は面白い。登場人物も殆ど史実に基づいて構成されているのでGOOD!2
よりいっそう物語りに深みを与えてくれる。なによりも主人公達が活き活きと生きる姿は読んでいて本当に元気になる。当時の若者達は今のそれと比べようもない程自分の国や今の政治を心配していてそれを『どうにかしなきゃ』と思っていた。万二郎も良庵も自分の『生きかた』にポリシーと信念を持って生きていたのである。その頑固さが現代人から見るととてつもなくカッコイイと思う。沢山の人たちにこの作品を読んで欲しいと思う。そして『わずか150年前にはこんな時代があったのだ。』と言う思いを抱いて欲しいと思う。 (2001/06/06) -
手塚治虫のいわゆる黒手塚(後期)の隠れた代表作のひとつ。医者の家系に生まれ、自身も医師の免許を持ち、かたわら漫画家になった彼。ブラックジャックや三つ目がとおるなどのヒット作にたどり着いた頃の青年誌に描いたもの。手塚プロの判断で全巻全エピソードを、どこの出版社であれ出してほしい。当然復刊ドットコムで購入しますが(笑い) (2022/05/19)GOOD!1
-
火の鳥、ブラック•ジャックと並んで、どうしても復刊で読みたい傑作です。 (2022/01/06)GOOD!0
-
読みたいから (2021/08/02)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
-
2001/06/06
『陽だまりの樹 全11巻』(手塚治虫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
トミー