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著者 | ピエール・ギュヨタ |
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出版社 | 二見書房 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2007/10/23 |
リクエストNo. | 40116 |
リクエスト内容
「反乱の雅歌篇」と「残酷の黙示録篇」があるが、両方読みたい。
内容は未読なので何とも言えないが、故・中上健次は村上龍の処
女作の性描写において、ギュヨタの影響を指摘していた。試しに
『エデンエデンエデン』を読んでみたが、これが頗る面白い。そ
の『エデンエデンエデン』の原型とも言われるのが本書、『五十
万人の兵士の墓』。レリス、バルト、ソレルス、マンディアルグ
らが惜しみない賛辞を本書に贈っている。1970年のメディシス賞
の選考の際には、選考委員のクロード・シモン、ビュートル、ロブ
=グリエがギュヨタの次作を強く推したが、最終的に破れてしまう。
するとクロード・シモンは公開状の形で辞表を提出してしまった。
その後、ゴダールもまた映画の中でギュヨタの作品を朗読させている。
ギュヨタは読まれるべき今日的な作家である。
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読後レビュー
NEWS
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2007/10/23
『五十万人の兵士の墓』(ピエール・ギュヨタ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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