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著者 | ハイデガー著 木田元・迫田健一訳 |
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出版社 | 新書館 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784403120084 |
登録日 | 2007/07/02 |
リクエストNo. | 39064 |
リクエスト内容
シェリングは宿命論としての神を退け、存在の本質を自由と捉えることで、ドイツ観念論の限界を乗り越えようとした。彼の思想こそ西洋哲学の頂点の一つと評価するハイデガーは、シェリングの『自由論』を詳細に読み解きながら、「存在論」の問題に踏み込んでいく。本書はまさにハイデガー講義の白眉である。本邦初訳。(新書館ホームページより)
(目次)
序論的究明(シェリングの著作と解釈の課題
シェリングの生活資料と、著作集および彼に関する著作
シェリングの自由への問いは存在への歴史的な問いかけである ほか)
A シェリングの論文における最初の究明の解釈(学問的な世界観全体のなかでの自由
体系とはなにを意味するのか、また、哲学においてはなぜ体系が形成されることになるのか
近代の体系構想の概略 ほか)
B シェリングの論文の「序論」の解釈(体系への問いと汎神論
汎神論のさまざまな解釈の可能性
汎神論と存在論的な問い ほか)
C シェリングの自由論の「本論」の解釈―自由論の課題は、自由の体系の基礎づけとしての悪の形而上学である(悪の内的可能性
さまざまな個別化されたものの可能性としての悪の普遍的現実性
現実的な悪の個別化の過程 ほか)
投票コメント
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読後レビュー
NEWS
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2008/11/07
ドイツ観念論の本質を、哲学者ハイデガーの視点から解き明かした衝撃の一冊!木田元訳『シェリング講義』 (4票)復刊決定! -
2007/07/02
『シェリング講義』(ハイデガー著 木田元・迫田健一訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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nishi