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著者 | クラウス・ヴァーゲンバハ |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784480082206 |
登録日 | 2006/09/25 |
リクエストNo. | 35649 |
リクエスト内容
「書くこと」と「生きること」とが独自の緊密な統一体を作っているカフカの文学。それゆえに、作品を読むことが、必然的にカフカの生の探究へと私たちを誘うのだろう。幼年・青年時代に決定的な影響をあたえた「父親」の意味、対父親関係の延長としての外界との関係、プラハという独特な都市の環境、とりわけ、公用語でありながらその貧しさを露呈するプラハ・ドイツ語の位置づけ、カフカにとって1912年という年のもつ決定的な意義…親友マックス・ブロートの手になる唯一の伝記の空白を埋め、渉猟の限りを尽くしてカフカ文学の原郷に迫る。
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読後レビュー
NEWS
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2006/09/25
『若き日のカフカ (ちくま学芸文庫)』(クラウス・ヴァーゲンバハ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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