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著者 | ジョン・M.・クッツェー |
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出版社 | 白水社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784560044711 |
登録日 | 2006/06/09 |
リクエストNo. | 34189 |
リクエスト内容
漂流した英国人女性がとある島に流れ着く。そこで彼女が出会ったのは、何とあのロビンソン・クルーソーとフライデイだった。ところが、クルーソーは無人島を脱出する気力をなくしてすっかり気難しい人物になっているし、下僕のフライデイもなぜか舌を抜かれていて喋れない。話すこともやることもない、およそ冒険談とはほど遠い退屈な毎日は、ある日通りかかった船に救出されることであっけなく終わる。英国に戻った彼女は自身の体験を本にするべく作家のダニエル・フォーに執筆を依頼するが…。 『ロビンソン・クルーソー』を下敷きにし、メタフィクション的な仕掛けを張り巡らせながら、言葉で世界を表現するとはどういうことなのかを追及した一作。
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読後レビュー
NEWS
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2006/06/09
『敵あるいはフォー』(ジョン・M.・クッツェー)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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syu