5 票
著者 | 上村一夫 |
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出版社 | 角川書店 |
ジャンル | コミック・漫画 |
ISBNコード | 9784048520256 |
登録日 | 2006/05/07 |
リクエストNo. | 33761 |
リクエスト内容
本郷にあった菊富士ホテルをモデルとした上村一夫の大正浪漫を感じる美しい作品。ホテルの娘を主人公として竹久夢二、谷崎潤一郎、大杉栄、伊藤晴雨など歴史に残こる文化人たちが織りなす妖しくも美しい人間模様を時代背景に照らして繊細に描いている。
投票コメント
全5件
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金沢の夢二館に行ってから気になってしょうがない作品です。GOOD!0
ネットで探しても、あるにはあるのですが、高すぎます。 (2007/10/03) -
発売当時、購入しそびれてしまい、気がつけば・・・。読みたくて仕方ない一冊です。 (2007/09/22)GOOD!0
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上村先生を最近知って単行本を集めています。GOOD!0
しかし絶版になった作品も多く、古本屋でも高値がついて入手するには難しい状況です。
とても好きな作家なのでなんとしても新品で買って読みたいです。 (2007/04/24) -
「千夜千冊」の紹介による。 (2007/02/28)GOOD!0
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ほんとに甘美で妖しく美しい作品でした。当時の歴史状況もよくわかります。早世した無頼派の漫画家上村一夫の作品では一、二位を争うほどの優れた作品だと思います。絶対におすすめです。 (2006/05/07)GOOD!0
読後レビュー
全1件
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明治から大正にかけての幻想
上村一夫が描く20世紀末の日本は明治大正の浪漫にあふれています。
文壇の活躍した時代をまるで見てきたようにありありと描いているので本を読みながらタイムスリップしてしまうくらい魅惑的です。
本郷に実際にあった菊坂ホテルに竹久夢二、谷崎潤一郎などが行き来します。
彼の描く本郷の街。文庫で復刊された「一葉裏日記」ともども読んだあとに、菊坂を歩いてみると、今はない時間の中で確かに生きていた作家たちの空気さえ感じられるようです。当時の世相さえ漂っているような気さえしてきます。 (2019/07/03)
NEWS
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2008/06/20
新刊!上村一夫『菊坂ホテル』 -
2006/05/07
『菊坂ホテル』(上村一夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
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