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著者 | 子母澤寛 |
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出版社 | 文藝春秋 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2006/02/19 |
リクエストNo. | 32739 |
リクエスト内容
北海道から夜逃げ同然で東京に出て来て、銀座のど真ん中の2丁目の角に在る「日出の木商会」なる不可思議な怪しい会社(と云うより、詐欺まがいの事ばかりで借金を貯めて倒産したインチキ会社)に就職したが、給金もロクに貰えず、困り果てたあげくに運良く読売新聞に記者として働きだした主人公『私』の物語
投票コメント
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以前に一度知り合いから借りて読ませてもらったことがあります。極貧の著者が上京してきて就職した会社は名前ばかり。しかし、そこでの人間模様を読んでいると、なんとなく心がほのぼのと温かくなってしまいました。自分の心がどうしようもなく弱くなったり荒んでいるときに、この本を読むと生きる勇気が湧いてきます。また表紙の絵も最高です(今は亡くなった若き頃の伊丹十三氏の作品です) (2007/08/12)GOOD!1
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伊丹十三著「日本世間噺体系」に紹介されていたもので、「こんなに心温まる本を私は他に知らぬ。生きる勇気が出てくる。人間に対する信頼というものが沸いてくるものなのであります。」と書かれており、ぜひ読みたくなりました。 (2006/02/19)GOOD!1
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自伝とあらば是非読みたいです。 (2008/10/27)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/02/19
『二丁目の角の物語』(子母澤寛)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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山太郎