19 票
著者 | 五味康祐 |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2006/02/12 |
リクエストNo. | 32605 |
リクエスト内容
五味康祐の「柳生武芸帳」には続編があります。その「柳生石舟斎」は、週刊新潮(昭和37年~39年、307号~434号)に連載されたものの、以後一度も、単行本として出版されていない幻の作品です。
投票コメント
全19件
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五味康祐の小説は難解であるが、何ともいえない味わい、気品、深さ、博識があってその稀有な才能には驚嘆すら覚える。GOOD!1
彼の才能や作品はもっと評価されていいのではと思う。
そういう意味でも「柳生石舟斎」は何としても発刊していただきたく、是非読みたい作品です。 (2019/04/23) -
五味康裕氏のご遺族も殆どお亡くなりになって、現在は遠縁の方の手に著作権があるとか。ですから、新潮社さえその気なら刊行可能なはずである。しかし、週刊新潮の創刊と時を同じくしてスタートした、同社にとってもゆかり深き五味氏の「柳生武芸帳」さえ、文庫絶版にしてしまうような節操のない同社に期待しても無理だろう。GOOD!1
せめて、原本の貸与くらいして責務を果たしてほしい。未知谷あたりに期待したい。1冊1万円でもいい。今更、部落差別問題などで、文句は出ないはず。むしろ、誇り高き山の民の尊厳の高さの証左にすらなろう。日本の時代小説の最高峰、と断言する。最後に残された「未刊行の高峰」である。そして、今が最後のチャンスとも言える。 (2013/09/02) -
中学生の時に柳生武芸帳を読んで以来GOOD!1
物語のその後が気になっておりました。
是非ともこの名作の続きを読ませて下さい。
絶版本の電子化とかの話もありますし
なんとかならないものでしょうか?
内容に問題があったとしても、
その部分を含めて当時発行されたわけですか
一つの文化財としてみることはできなのでしょうか??
誰もアウシュビッツを封鎖してしまわないでしょうに・・・ (2011/04/28) -
武芸帳の続編と聞いて、黙っていられません。是非復刊希望します。GOOD!1
難しい問題には何も言えませんが、しかし!歴史的大作の刊行というには
復刊さんの見せ場ではないでしょうか?
購入時に際して、不適切表現があるの明記。
本文に明記。期間限定、購入方法の限定(復刊の会員のみ)
等で対応できませんか? (2009/09/15) -
何か、被差別部落に関する表現に問題があったとかで未だに出版がなっていないそうですが。昔の小説ですし、時代としても許されない表現なら後述で注を入れれば良いと考えます。その辺も含めて五味氏の魅力です。差別をしたのは五味氏ではないのですから、真実の表現に多少問題があっても五味ファンは騒ぎ立てません。GOOD!1
あの武芸帳を読み「日本人で良かった、これを読める日本人であり続けたい」と思いました。それでも芯を読み解けたとは思いませんが。ただ、あの複雑で奥の深い五味氏の作品群を殺してしまっている日本社会の暗さを、今からでもぜひ修正していただきたい。
『柳生石舟斎』の存在を知った今、武芸帳ファンとしてはそれを読まずして心安らぐ日々はありません。出版社のかたのご英断を望みます。 (2008/08/20)
読後レビュー
NEWS
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2006/02/12
『柳生石舟斎』(五味康祐)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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風流使者