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著者 | 深井史郎 |
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出版社 | 音楽之友社 |
ジャンル | エンタメ |
登録日 | 2005/11/27 |
リクエストNo. | 31646 |
リクエスト内容
学生時代は物理学を専攻したが、程なくして音楽に転向し、わずかに作曲家菅原明朗に師事したほかは、楽譜を丸ごと暗記してしまうという特異な才能で音楽を独学。ラヴェルを規範としたその作風で、日本の音楽史上特異な位置を占めた作曲家、深井史郎(1907-1959)の貴重な著書。辛口で明晰な文体が彼の創る音楽と呼応している。1965年出版。
オーナー評価★★★★★★★☆☆☆
【目次】
一.創作・作家論
傀儡を愛する ベートーヴェンと現代音楽家 カセルヲ素描 音楽衛生学 ストラヴィンスキーと彼をめぐる人たち 日本的情緒への訣別 モーツァルトの感情 演奏家と作曲家 近代音楽にあらわれたバッハの影響 敗北の交響曲 バッハの芸術の劫久性について 作曲が出来上がるまで 一作曲家の言い分 「パロディ的な四楽章」に寄せる四つの断片 恐るるものへの風刺 無題 創作オペラ上演の道 人間・井口基成 現代詩と音楽 橋本勝彦はまだ死んでいない 型をさぐる 生きている音楽と死にかけている音楽 私と現代音楽との一場面(ある講演のための未定稿) 戦前・戦中・戦後 現代音楽の周囲 ショスタコーヴィチ論
二.演奏・レコード評
コンクールを聴く 第百六回の新響を聴く 再びベートーヴェンの交響曲の改訂について ブルックナーの第四交響曲を聴く チャイコフスキーの第六を聴く ベートーヴェンの第五交響曲とワインガルトナー 僕のレコードの聴き方 ワインガルトナーを聴く モーツァルトの変ホ長調交響曲を聴く ショスタコーヴィチの第九交響曲を聴いて
三.随筆
音楽評壇の暼見 面白くない音楽界 若き音楽教師のために 私が作曲をやりはじめたころ 言葉の不思議 真赤な爪 無題
四.映画音楽論
イベールばっかり 映画・音楽・色彩
年譜(富樫康編)
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読後レビュー
NEWS
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2005/11/27
『恐るるものへの風刺』(深井史郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ぶう