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レーニンの言葉




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著者 栗木伸一(編)
出版社 芳賀書店
ジャンル 専門書
登録日 2004/12/27
リクエストNo. 27397

リクエスト内容

レーニンは、一般に、はっきりと擁護されるときでさえ不幸である、というのはレーニン主義の真の革命的な内容が全体として擁護されるのではなくて、一面化され教条化されるからである。そしてこの一面化教条化こそ、レーニンの公認擁護者の反レーニン主義的な日和見主義と不可分に結びついているのである。
編者の立場は、レーニンが十九世紀から二○世紀にかけてのロシアと世界の具体的歴史的現実のなかで、マルクス主義をいかに適用し、革命的実践と結び付けていったかを明らかにするということである。個々の「レーニンの言葉」はレーニンの生涯にわたる全体的な理論的政治的実践のなかでのみ、はじめて真に理解されうる。
言葉の選択は、各分野でのレーニン主義の本質をなしている言葉とともに、きわめて現代的な意味をもつものを選び、さらに現代的な課題と関連させて解説を加えた。その意味で、この「レーニンの言葉」は、一定の重要な実践的意義を持っていると信じる。<編者のあとがき>

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投票コメント

全10件

  • 30年近く前に本書に出合い買い求め、今やかなり痛んではいますが大切に所持しています。恋愛論(写真とか)がやや青臭いかとお思いますが、状況を見極め果断に労働者の解放のために闘い抜くレーニンの実像・思想を分かりやすく紹介した良い書と思います。若い人に是非読んでもらいたい一冊です。 (2006/01/11)
    GOOD!1
  • 一九七〇年頃にこの本に出合いました。当時学生運動が高揚していた時代でしたが、活動家達は、いっぱしの革命家気どりでマルクス主義だ、レーニン主義だと言いつのっていました。彼らの実際の言動とマルクスやレーニンの主張との間には大きなギャップを感じていましたが、きちんと反論することはできませんでした。この本は、レーニンの著作で主張されている内容(言葉)をテーマ別にとりあげ、その主張の単なる紹介にとどまらず、それが主張された背景や、現代的意義まで分かりやすく解説しています。レーニンの主張の本当の内容を知ることによって、当時の学生運動の底の浅さを理解することもできました。
    ソ連が崩壊して、レーニンの理論的権威も失墜したかですが、私は決してそうは思いません。むしろ、レーニンの主張(言葉)をきちんと整理して理解すれば、ソ連・東欧の失敗の原因も見えてくると思います。 (2005/10/02)
    GOOD!1
  • 先日も学習会で、「国家と革命」への疑念がでました。
    帝政ロシアの現実と闘う労働者の先頭に立ったレーニンの言葉、
    いったいどうして戦前の書生ごときに理解できようか。
    一世紀近い前とはいえ、苛酷な圧政の中で闘ったレーニンを、
    ただ言葉だけ鵜呑みした連中の、なんと無責任なことか!
    日本の精神風景がまだまだ小ブル優位だったということなのか?
    それはともかく、レーニン主義って、今でも最高っす。
    そういう意味でも、この本はとってもよくできてます。 (2005/02/28)
    GOOD!1
  • 局面局面で言うことがコロコロ変わるように見えるレーニン。レーニンは留まらない。ただ、「曲線の中の不思議な直線」を突き進むのだ。そのレーニンを追体験したい。凡人に出来るかどうかは分からないが。 (2008/11/13)
    GOOD!0
  • レーニンの本が読みたいから。 (2006/12/26)
    GOOD!0

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読後レビュー

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NEWS

  • 2004/12/27
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