18 票
著者 | エイブラム・メリット |
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出版社 | 早川書房 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2004/04/24 |
リクエストNo. | 23734 |
リクエスト内容
南太平洋の孤島に残された古代遺跡。そこから不思議な力によって地底に眠るムー帝国へ引き入れられた、青年の怪奇に彩られた冒険。
投票コメント
全18件
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初めて読んだのは40年ほど前、17歳の頃でした。GOOD!1
あのイマジネーションはW・H・ホジスンに勝るとも劣りません。
時が経ち、今は手元にありません。
米国では今でも繰り返し出版されていますが、日本では絶版状態が続いています。
日本の幻想小説界もゲームの影響を受けてか変容し、ホースオペラの如き作品ばかりが目立ちます。
その為か、購買数が目途が立たないと判断されているのでしょうか。
英語版は持っていますが、やはり日本語独特の表現で翻訳されたものをもう一度読んでみたいです。
※但し、銀背表紙版は明らかな誤訳がありましたので、荒俣氏による改訂版で復刊してくれたら非常に嬉しい。 (2012/07/23) -
メリットの処女作にして個人的には続編に当たる”The Metal Monster”と並ぶ大傑作。地下に広がる幻妖怪奇な古代世界の描写はバローズもビックリ。壮大な地球史、人類誕生秘話はラヴクラフトのそれと比しても引けを取らない。アメリカでは今だに出版され続けているらしいのに、何故日本では絶版!? 忘れ去られていい作品ではない! (2008/10/27)GOOD!1
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なんか、投票者で読んでるひといないみたいというのも……。GOOD!1
まぎれもない傑作。古典です。
南太平洋の遺跡。その地下に眠る、不死の泉--ムーン・プール。月の泉がすなわち不死の泉というのは、わが日本でもおなじみ。
訳文は古い。団精二(荒俣宏)か鏡明で、とは言わぬが、改訳で創元からってあたりが妥当な線か。
本作をメリット「秘境ファンタシー」のベスト1とすれば、続編である『金属モンスター』は、メリット「科学ロマンス」のベスト1。 (2004/08/14) -
読もう読もうと昔から思っていたのですが、翻訳者がちょっとなあ、と手を出さなかったのです。分厚いので他の銀背(ハヤカワSFシリーズ)よりも古書価がもともと高かったのですが、今は他を引き離して断然高すぎます。改訳して出せないかな。ハヤカワさん、FT文庫のほうでどうですか。 (2004/06/18)GOOD!1
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絶版で安価で入手不可能なため (2023/12/02)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/04/24
『ムーン・プール』(エイブラム・メリット)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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