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著者 | 逸見 猶吉 |
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出版社 | 十字屋書店 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2003/09/13 |
リクエストNo. | 19375 |
リクエスト内容
中原中也とともに著名な詩人を多く排出した雑誌『歴程』を
創刊させ、早稲田大学時代より神楽坂に「ユレカ」なるバー
を営み、『歴程』に寄稿した吉田一穂や草野心平に日本の
アルチュール・ランボーと激賞された詩人です。
その作品世界は非常に研ぎすまされたナイフのように鋭く、
かつ美しい!1946年、39歳の若さで亡くなり作品集
は非常に入手困難。画家でもあり、詩の他にも
「火を喰った鴉」という童話もある。
詳しくはないがこの作品集(1948年刊)が最初で、ほかに
思潮社から菊池康雄が解説編集した「定本 逸見猶吉詩集」
(1966年刊)や落合書店から出版された「逸見猶吉の詩
とエッセイと童話」(森羅一と共著1987年刊)がある。
いっそのこと全部よろしく!ともいいたいがまずはこれ。
投票コメント
全2件
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「ウルトラマリン」「蠅の家族」といった独特なタイトル、GOOD!1
『しゃべり散らすな 愛を おもいきり胸には水をそそげ』
・・・詩を読んでその言葉に心を奪われることはなかった
のですが、(もちろん詩集は比較的手にしない方です)
初めて読んだ当時、本当に、ぐさっ!ときました。
中原中也と並んで、もっと評価されてもいい詩人なのに、
入手困難なのがほんと、悲しいです。
なぜこの作家を知っていたか、
というと、この作家の詩のある一編を
ワタシに合ったイメージだから
とプレゼントされたことがきっかけで調べたのですが、
時すでに遅し!すべて絶版。図書館で泣く泣くコピー。
でもキチンとした本で手に入れたいと
思っているのです。プレゼントされたときの、
あの感激は、いまでも忘れられません。
「貴女のイメージに合う台詞や詩がある本ですよ」
なんて、なかなかいい口説きに使えそうですね。
残念ながら同性ですが、とても素敵な方でした。
詩は現在青空文庫で読むことができます。
ぐさっ!ときた方、ぜひ1票御協力下さいませ。 (2003/09/13) -
すき (2005/11/25)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/09/13
『逸見 猶吉詩集』(逸見 猶吉)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
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