30 票
著者 | トマス・M・ディッシュ |
---|---|
出版社 | サンリオ |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2003/07/26 |
リクエストNo. | 18241 |
リクエスト内容
ディッシュ作品の中でも最も難解な作品だとか。人口増加が深刻となった未来。一定の知能に達しない者は不妊薬を飲まされ、子供を残すことが出来なくなるとか。
投票コメント
全30件
-
本書が出版されてすでに30年、しかし、この作品のすばらしさは、時代を超えていよいよ輝いていると思う。ある意味では、時代がようやくこの作品に追いついたといっていいだろう。いまこそ多くの人たちに読んでもらいたい作品である。 (2008/06/19)GOOD!1
-
1979年8月5日初版発行 490頁 定価560円 増田まもる訳GOOD!1
SFのエキストラポレーション(外挿法)の典型的使用例(解説から)。「ソクラテスの死」「死体」「後期ローマ帝国の日々」「解放」「アングレーム」「334」の6篇を収める。各篇が緊密に結びつき複雑に絡み合って立体構造をなす(「334」冒頭に2021年から2025年までの立体構造図が掲載されている)。『石蹴り遊び』『見えない都市』『宿命の交わる城』と比肩するオムニバス小説集。 (2003/10/05) -
もろ1970年代っぽい作品でしたね。かなり昔に読んでそれきりなのでGOOD!1
詳しい内容は忘れてしまいましたが、シルヴァーバーグの『内側の世
界』とともにある種の“ひと塊まり”な時代的印象が残っています。
コルターサルの『石蹴り遊び』に似た構成を取っているので全部解ろ
うとすると大変でしょうが、それぞれのシーン自体は強烈で面白いと
思いましたね。そんなに読みづらい翻訳でもなかった記憶はあります。
ディッシュみたいな作家、とりわけディッシュらしい『334』みたいな
作品は、いまでも行けてると思います。 (2003/07/26) -
現代社会を考える上で読んでみたいから (2016/08/08)GOOD!0
-
タイトルに心惹かれる。 (2016/08/08)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
-
2003/07/26
『334』(トマス・M・ディッシュ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
となりのクツル