12 票
著者 | ラングドン・ジョーンズ |
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出版社 | サンリオ |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2003/07/17 |
リクエストNo. | 18000 |
リクエスト内容
1960年代イギリスのニューウェイヴSF作家によるアンソロジー。実験小説の傾向が強いので読みにくいかも。以下収録内容。
北線の十四の駅/マイクル・ムアコック
北京交点/ジャイルズ・ゴードン
鈍足な自動車洗浄/ジョージ・マクベス
蜻蛉の眼の不安/ジェイムズ・サリス
新しいサイエンス・フィクション/バラード&マクベス
プラハから遠く離れて/ブライアン・W・オールディス
方向/チャールズ・プラット
ポスト・アトミック/マイクル・バターワース
トマス・トンピオンに(詩)/マイクル・ムアコック
ジョニ・ミッチェルのためのサイエンス・フィクション・ストーリー/マカシム・ジャクボウスキー
使徒たち―経営の冒険/ジョン・スデラック
適合する臓器提供者を求めて/D・M・トマス
心のオランダ /パメラ・ゾリーン
五点形/トマス・M・ディッシュ
投票コメント
全12件
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1979年12月30日初版発行 446頁 580円 野口幸夫訳GOOD!1
その昔、高橋源一郎が無茶苦茶貶していたのを読んで「読もう」という気がなくなり、本箱の隅に埃をかぶったままでした。
ニューウェーブSFについては好みが分かれそうですね。私も読み返してみます。 (2004/02/15) -
どの作品にも愛着があるのですが、「心のオランダ」は '60年代ニュー・ウェーヴSFの生み出した最良の作品のひとつです。ゾリーンは作品を二編しか発表しなかった寡作家なので(この作品と「宇宙の熱死」のみ)ほとんど誰も問題にしませんが。GOOD!1
D・M・トマスの詩「適合する臓器提供者を求めて」には泣きました。いま読み返しても泣けます。
読みにくい翻訳だと言う人もいましたが、自分は気に入ってます。必ずしも翻訳のせいとばかりは言えない。もともと原文が解り易く書かれていませんから。 (2003/08/30) -
'New Worlds'系作家陣揃い踏みの贅沢本ですね。GOOD!1
収録作品がどうこうよりも、60年代、というSF史上特異な時代を感じることができる、貴重な一冊であろうと思います。アメリカのニューウェイヴSF作家の作品集などと読み比べるのも面白い。
ムアコック氏が「SF作家」だったころの作品と詩、というのにも食指が動きます。 (2003/07/17) -
多分にもれずムアコック目当てですが、ジョニファンでもあるので (2016/07/31)GOOD!0
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復刊は不可能だと思うけど、心意気に感じ入ったので一票。渋すぎます。 (2009/03/24)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/07/17
『新しいSF』(ラングドン・ジョーンズ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ニャンチ