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大地への下降




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得票数 5

著者 ロバート・シルヴァーバーグ
出版社 サンリオ
ジャンル 文芸書
登録日 2003/05/16
リクエストNo. 16498

リクエスト内容

ヒューゴー賞を受賞したシルヴァーバーグの代表作。
(以下はカバー記載の粗筋から転載)
結局、ガンダーセンは戻ってきた、かつて地球行政官として滞在した事のある惑星ベルサゴールへ。五個の月が空にかかり、奇怪な植物が密生するこの惑星は、地球人が廃棄して以来、ニルドーロールが支配している。
やがて彼は、ニルドーロール・キャンプ地へ行き、最重罪人のお尋ね者になっているカレンを連れ戻す約束と引きかえに、やむにやまれぬほど彼をとらえている北の霧の国へ出発する許しを得る。途中、今も世界に残っているかつての仲間と出会う・・・廃墟の中で寄生虫が巣喰って死に瀕している男女、昔の恋人シーナ、〈再生〉に失敗してみるも恐ろしい姿に変わっていたクルツ・・・やがてガンダーセンは幾たびもの生を約束する〈再生〉儀式を受けるべく霧の国へと足を踏み入れる。生と死の遊戯を原色豊かな黙示録的輪廻思想に塗り込めたニュー・シルヴァーバーグの面目躍如たる傑作!

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投票コメント

全5件

  • シルヴァーバーグのみならず、サイバーパンク以前のSFの中でも5本の指に入る(かもしれない)作品です。
    巡礼、ケチャ、贖罪、再生と中のガジェットを上げることは簡単ですが、この本の魅力はそれだけではなく、全体を通じる生命への溢れんばかりの愛にあります。
    是非、復刊してほしいです。 (2008/07/27)
    GOOD!1
  • もう手許になく細部の記憶が曖昧なのですが、非常に面白かったのは覚えています。話の設定が、読み始めにおいてはなんだか馬鹿らしいように思える…のだけれど、大団円に至って大きな感動があるのです。その感動は、そこまでの疑問・矛盾・伏線・そして作家の責任をアトラスのごとくすべて背負った上でもたらされた力業によります。シルヴァーバーグのシリアスな作品を「ポーズに過ぎない」と貶す評論家もいますが、そういう人はこの作品をちゃんと読んでいないに決まっています。 「ヴァレンタイン卿」 よりよっぽど面白いし、似たような趣向のM・ビショップ 『樹海伝説』 より数等良く出来ていますしね。終盤、ボルヘスに近いイメージにまで近づく、と言えば興味が湧くでしょうか?
    この本に、ここまで3票しか投票がないのは寂しいです。 (2003/11/18)
    GOOD!1
  • シルヴァーバーグが好きなのですが、代表作たる本書は読み逃しておりました。しかし、サンリオSF文庫という事もあって入手は絶望的であり復刊してほしいのです。
    (と書いてから2年。運良く原本を手に入れてしまいましたので内容説明を修正しました。復刊を待つ必要はなくなったけれど、それでも、出来れば復刊して欲しいですね) (2003/05/16)
    GOOD!1
  • サンリオSF文庫の最高傑作です。 (2006/02/01)
    GOOD!0
  • 私は持ってますが、ぜひ読んで欲しいです。 (2005/08/10)
    GOOD!0

読後レビュー

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NEWS

  • 2003/05/16
    『大地への下降』(ロバート・シルヴァーバーグ)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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