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hal holyさんの公開ページ レビュー一覧 4ページ

レビュー

  • 七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 4

    手塚治虫

    七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 4

    最終卷をやっと読み終え、本作のエンディングに手塚先生の技量の素晴らしさに感動した。“父親殺し(実際に実現したのか不詳だが)”の鍬形陽介と朝霞モモ子との未来に明るさはあるのだろうか。(2020/09/08)

  • 七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 3

    手塚治虫

    七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 3

    千里万里子や玉サブローに続いて手塚先生の描くキャラクターとしては特異である、“かの「ママー」一家”がいんこの幻視に登場するが、これは何と無く頂けない。キャラが立ちすぎる。(2020/09/08)

  • あしたのジョー ジョー&力石 <漫画原稿再生叢書>

    高森朝雄 原作 / ちばてつや 漫画

    あしたのジョー ジョー&力石 <漫画原稿再生叢書>

    ちば先生の復刻原稿が手に入り最高だ。
    マガジン連載当時、力石の衝撃的な死に際し、葬儀が行われる等社会現象にまでなった記憶がある、本編は珠玉の宝物だ。
    次は“灰になったジョー”か……。(2020/08/25)

  • クイーンエメラルダス 復刻決定版 3

    松本零士

    クイーンエメラルダス 復刻決定版 3

    お盆休暇で読破した。いつもそうなのだが、松本先生の場合、〝小さな物語”が〝大きな物語”となってしまい、小さい物語が完結しないというマガジン連載当時に思っていた事を思い出した。
    その後、舞台設定が変わってしまい、本編の続きがないのが残念だ。(2020/08/25)

  • 【バーゲンブック】パラノイア合衆国 陰謀論で読み解くアメリカ史

    ジェシー・ウォーカー 著 / 鍛原多惠子 訳

    パラノイア合衆国 陰謀論で読み解くアメリカ史

    米国の陰謀論を中心とした影の歴史を垣間見た。現在の米国を取り巻く二分論の一方であるトランプが奏でるフェイクニュースの現況がよく理解出来た。(2020/08/25)

  • 【バーゲンブック】ビジュアル大図鑑 宇宙探査の歴史

    ロジャー・D・ローニアス 著 / 谷口義明 監修 / 鈴木将 鈴木理 訳

    宇宙探査の歴史

    孫に送るべく購入したが、大人でもかなり難易度の高い書籍で、説明に苦労した。唯一「ためしてみよう」で孫と一緒にコミュニュケーションが出来た。(2020/08/04)

  • 【バーゲンブック】SNOOPY スヌーピーとしあわせの毛布

    チャールズ・M・シュルツ 著 / 金原瑞人 訳

    SNOOPY スヌーピーとしあわせの毛布

    シュルツ氏の「ピーナッツ」は子供の頃、谷川俊太郎先生翻訳で読んでいた。今般、孫の為に購入したが、金原氏の訳は初めてでした。谷川先生の名せりふで孫と読みたかった。(2020/08/04)

  • 【バーゲンブック】ブリティッシュロック巡礼

    加藤雅之

    ブリティッシュロック巡礼

    ブリティッシュ・ロックのバンドや人物像は著者の印象によるものだが、あまりに自己自慢に明け暮れすぎている。
    また、英国では著名なゾンビーズ、マンフレットマンやホリーズ等の言及もなく自己偏重が甚だしく誠に残念な結果だ。(2020/07/21)

  • 六国史以前 日本書紀への道のり

    関根淳

    六国史以前 日本書紀への道のり

    記紀以前の編纂誌に興味があったので購入したが、天皇記や帝紀等に対する言及は既に誰かが記載した内容に留まっており、新たな発見が見当たらないが非常に残念だ。(2020/07/21)

  • サイボーグ009グラフィクス/トレジャーBOX

    石ノ森章太郎

    サイボーグ009グラフィクス/トレジャーBOX

    石森先生の009はキングの頃から毎週読んでいたが、その際気づかなかったキャラクター画像の変化等がその後マガジンや冒険王へと続いた流れの中で一目出来た。
    素晴らしい企画、これは一生の宝物だ。(2020/07/21)

  • クイーンエメラルダス 復刻決定版 2

    松本零士

    クイーンエメラルダス 復刻決定版 2

    少年マガジン連載時の記憶が蘇ってきた。本編でのトチローの登場にただ涙した。その後の松本ワールドで旦那となり“まゆ”の両親であったり、メーテルと双子の姉妹と設定が変わるけど、その原点での物語進行は改めて感動した。ただし、以前にも記載したがメカの精密性に比してこの数年前から始まった人物の筆のブレ(松本先生の特徴ではあるけれど)は何とも……。(2020/06/09)

  • シルバークロス 新編集版 3

    藤子不二雄A

    シルバークロス 新編集版 3

    かつて少年を購入していた当時をいろいろ思いながら3巻読破した。確かこの後は“ハットリ君”が始まった。
    1にも書いたが、この当時の藤子先生は二人でひとりだからAもFもなくて“藤子不二雄”作品として出して欲しかった。6年経過後に購入した為か特にこの3は紙質の劣化が進んでおり残念だ。唯一の救いは3巻とも初版だった事だ。(2020/06/09)

  • シルバークロス 新編集版 2

    藤子不二雄A

    シルバークロス 新編集版 2

    藤子先生の作品で当時少年サンデーに載っていた“海の王子”と比べ、本作品は毎月少年を購入し読む度に、ジークフリートの場面等オドロオドロとした暗い印象を持っていた。また、本作品は本誌とふろくでふろくと時の方が多かったよう記憶しているが、再編集(切り貼り?)され纏められてしまってその醍醐味が消えてしまったのが残念だ。(2020/06/09)

  • シルバークロス 新編集版 1

    藤子不二雄A

    シルバークロス 新編集版 1

    新刊かと思って購入したところ、既に6年前に復刊された書物だった。
    当時、毎月少年を購入し、アトム、鉄人、サスケ等と共に貪るように読み漁っていた当時が懐かしい。本作品は別れた後のAとかFではなく“藤子不二雄”の作品として復刊して欲しかった。かの石森先生でも手塚先生に変わってアトムを代筆しても手塚先生の名前で出ているのだから。
    この頃は藤子先生も二人でひとりと認識されており、どちらか一人と云う発想はなかったと思う。トキワ荘仲間の石森先生や赤塚先生も手伝っていたかも……。(2020/06/09)

  • アドルフに告ぐ オリジナル版

    手塚治虫

    アドルフに告ぐ オリジナル版

    本作品は単行本と文庫本で既に揃えていたが、オリジナル版で改めて読み直し、改めて手塚先生の力量に感服した。3人のアドルフが辿った運命と先生が子供のころ住んでおられた故郷の街並みや生活風景等が各所に重なり合い、時代を超えた作品になっている。(2020/05/26)

  • 【バーゲンブック】赤毛のアン スクラップブック

    ルーシー・モード・モンゴメリ 著 / E・R・エパリー 編 / 川端有子 編著・訳

    赤毛のアン スクラップブック

    ”赤毛のアン”は朝ドラにもなった訳者の村岡花子先生が在郷であった事から子供の頃に皆でよく回し読みをしたものです。今般の書籍はその背景となった景色や絵の組み合わせの素晴らしさに感動した。遥か彼方ではあるが、一度は訪れてみたい島だ。(2020/04/29)

  • 仮面の忍者 赤影 《オリジナル完全版》 弐之巻

    横山光輝

    仮面の忍者 赤影 《オリジナル完全版》 弐之巻

    横山先生の”赤影”は、サンデーに連載時から今は亡き弟が気に入っていた作品で、今般、仏壇の一角に1・2巻を翳した。
    先生の忍者ものの”片目猿”、”影丸”そして”赤影”と群雄割拠の時代背景もあり見過ごせない作品だ。
    でも、いまは、大河ドラマから云っても藤吉郎より少し前の道三を助けた片目猿だろう。(2020/04/29)

  • 【バーゲンブック】オスカー・ワイルドのコント集 白鳥の歌

    ギヨ・ド・セ 編 / 堀江珠喜 訳

    オスカー・ワイルドのコント集 白鳥の歌

    かつて学生の頃に本書を外書講読の授業で学んだ事があったので、購入してみたが、当時の教授の訳と比べ、本書の堀江訳では彼の皮肉を込めたコントのオチの部分が明白でなく、判らない箇所が散見され残念だ。(2020/04/29)

  • 【バーゲンブック】三重スパイ-CIAを震撼させたアルカイダの「モグラ」

    ジョビー・ウォリック 著 / 黒原敏行 訳

    三重スパイ-CIAを震撼させたアルカイダの「モグラ」

    本書を大変興味深く読ませて頂きましたが、一般的に三重スパイと云う場合は、3か国を跨る利益相反行為の中での人物と解されています。訳者も記載している通り、原題はこのテロリストに関してスパイではなくエージェントとしています。
    前後関係等の基本的部分で辻褄の合わない箇所も見受けられ題材としては申し分ないのだが、書物の内容としてはイマイチであった。(2020/04/29)

  • 【バーゲンブック】シン・ゴジラをどう観るか

    河出書房新社編集部 編

    シン・ゴジラをどう観るか

    ゴジラについては、小職の誕生と同じ年なので、全て観て、且つ、DVDも持っている。当該書籍の作家、評論家等全く知らない人ばかりで、そのコメントも上っ面ばかりで残念だ。
    また、映画にしても何がシン=新なのか真なのか他にも信・心・親等々ゴジラに対して烏滸がましい。
    評価できるのは円谷監督の弟子だった川北さんまでだ。(2020/04/24)

  • クイーンエメラルダス 復刻決定版 1

    松本零士

    クイーンエメラルダス 復刻決定版 1

    ついに出版された決定版だ。
    少年マガジンに連載当時、毎号読んでいた記憶がよみがえってきた。
    現在の松本ワールドとはエメラルダスのキャラクターが異なっており、彼の“原始”の設定が懐かしく一気に読破した。(2020/04/24)

  • 七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 2

    手塚治虫

    七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 2

    千里万里子に続き、新たに玉サブローなるキャラクターが登場し、手塚先生の動物のキャラクターは妙に色っぽくその創造力には脱帽だ。次の更なる展開が楽しみだ。(2020/04/24)

  • 【バーゲンブック】バロックの神秘

    エルンスト・ハルニッシュフェガー 著 / 松本夏樹 訳

    バロックの神秘

    エルメスのバッグを仕事柄扱っているので、本作品の付論が大変参考になった。しかしながら、欲を言えば本作品の刊行は94年で半世紀も前の作品がこの場に出ていたと云う事は在庫処分の一環に一役買わされた観を否めない。(2020/03/16)

  • 【バーゲンブック】日本の謎と不思議大全 西日本編

    人文社編集部

    日本の謎と不思議大全 西日本編

    東日本編と併せて、日本地図を広げながら楽しく拝見しました。かつて吉野、大峯や大台ケ原を縦走した事もあり、役の業者小角の伝説を改めて読み返しました。(2020/03/16)

  • 【バーゲンブック】日本の謎と不思議大全 東日本編

    人文社編集部

    日本の謎と不思議大全 東日本編

    西日本編と共に、日本地図を参考にしながら楽しく拝見させて頂いた。黄金等の埋蔵伝説は大変興味深いので、かなり読み込んだが、小生の知っている事柄と大分乖離していると思料されている部分もあり、例えば「おいらん淵」これは大菩薩峠を超え青梅街道に至るところにあり身延の「湯の奥金山」とは全く関係がない。(2020/03/16)

  • 七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 1

    手塚治虫

    七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 1

    手塚先生の本作品はチャンピオン連載当時、キャラクター的にあまり記憶に残らなかった。しかしながら、今読み返してみると、〝千里万里子”など〝ピノコ”に勝るとも劣らない個性ある脇役で固められており、今更ながら先生の構成力に脱帽だ。続刊を早く読みたい。(2020/03/09)

  • 鳥人大系 雑誌初出カラー完全版

    手塚治虫 著 / 手塚プロダクション 協力

    鳥人大系 雑誌初出カラー完全版

    福島正実先生が創刊した「SFマガジン」はクラークやアシモフ等の短編が載っており子供の頃、親にねだって買ってもらた記憶がある。確か手塚先生の本作品は石森先生の「新幻魔大戦」と同時期だったと記憶しているが、両方とも発売日が待ち遠しかった。今回刊行された本書は装幀が申し分なく最高の出来だ。斯かる出版に多謝するとともに、同様な作品の刊行を期待します。(2020/03/09)

  • 仮面の忍者 赤影 《オリジナル完全版》 壱之巻

    横山光輝

    仮面の忍者 赤影 《オリジナル完全版》 壱之巻

    “鉄人”や〝影丸”の終了に伴い誕生した〝赤影”については、当時としては前者と比べて、印象が薄かった。本作を再読し今改めて、横山先生の物語性の素晴らしさやコマ毎の画面の美しさを垣間見た次第だ。
    ところで、欄外にあった先生の初夢は生前馬主となって実現したが、当方は未だ、夢が実現していない。今年こそはと思っている。(2020/01/20)

  • どろろ <漫画原稿再生叢書>

    手塚治虫 著 / 手塚プロダクション 協力

    どろろ <漫画原稿再生叢書>

    この年末年始に開封して、かつて国書刊行会から発売された本作品と併用しながら、拝読しました。さすが、原寸大はシミ等生々しく、作品を再評価するうえで大いに役立ちました。
    手塚先生の描いた原稿そのものが(復刻ですが)手に入り、半世紀以上前の作品を復刻した貴社に感謝します。(2020/01/08)

  • ばるぼら オリジナル版

    手塚治虫

    ばるぼら オリジナル版

    ビックコミック創刊当時から同雑誌を愛読していましたが、その中にあって、手塚先生の作品は格別でした。俗に“黒い手塚”などと云われていますが、当時の先生は青年向け雑誌へのテーマとしては係る作品を提供せざるを得ない状況だったと思料します。同時に子供向けに例えば少年マガジンの”三つ目”等(実際は大学生であった私も読んでました)全く異なった作品を提供しています。その中にあって本作品は小悪魔的魅力(実際、魔女であったが)をもつ、何度読み返しても新たな発見をする作品です。
    手塚先生のいつもながらの構成力に脱帽!!(2020/01/08)

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