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毒殺の化学 世界を震撼させた11の毒

ニール・ブラッドベリー 著 / 五十嵐加奈子 訳

2,640円(税込)

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著者 ニール・ブラッドベリー 著 / 五十嵐加奈子 訳
出版社 青土社
頁数 304 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784791775736

商品内容

少しの毒はいかにして人体を蝕むのか?
毒殺から人体そして科学の謎に迫る。ヒ素、ポロニウム、トリカブト、アトロピン、ストリキニーネ……。ほんの些末な量で死に至る毒物。
世界を震撼させた11の毒殺事件をたどり、毒物が人体にいかに作用するかを分子、細胞、生理的レベルで探求する。

▼目次
◆パート1 死を招く生体分子

第一章 インスリンとバーロウ夫人のバスタブ
--特効薬から、殺しの道具へ
--バーロウ夫人のバスタブ
--「たったひとさじの砂糖で……」
--インスリンと血糖値
--インスリン・ショックと、エリザベス・バーロウの症状を読み解く手がかり
--家宅捜索
--痙攣するマウスと眠りに落ちたモルモットが、ケニス・バーロウの有罪を証明
--インスリン殺人
第二章 アトロピンとアレクサンドラのトニック
--薬用植物
--スープとスパーク
--ジンと殺害計画
--市場の大混乱
--アトロピンはどう命を奪うのか
--ブキャナン医師と、マダムと、死んだ猫
--ソールズベリーで起きた、ロシアの元スパイ暗殺未遂事件
--古代の毒薬から現代の解毒剤へ
第三章 ストリキニーネとランベスの毒殺魔
--透明人間、サイコ、シャーロック・ホームズ
--ストリキニーネの物語
--ランベスの毒殺魔
--ストリキニーネはどう命を奪うのか
--ストリキニーネ中毒の治療法
第四章 トリカブトとシン夫人のカレー
--トリカブトの歴史
--完璧な殺人
--ドクター・ラムソンのダンディーケーキ
--アルカロイドの問題
--トリカブトはどう命を奪うのか
--トリカブトとシン夫人のカレー
第五章 リシンとゲオルギー暗殺事件
--第一研究所
--ヒマの種の話
--死を招いた真実
--ゲオルギー・マルコフの暗殺
--死のペレット
--リシンはどう命を奪うのか
--誰がゲオルギー・マルコフを殺したのか?
--死のリタイアメント・プラン
--治療薬としてのリシン
第六章 ジゴキシンと死の天使
--ジゴキシンとジギタリスの物語
--死の天使
--調剤マシンの悪用
--カレンの逮捕
--傷ついた心臓(ブロークン・ハート)の問題
--ジゴキシンの薬効と命を奪うしくみ
--ジゴキシンと一億ドルの絵画
--ジゴキシン中毒の解毒剤
第七章 シアン化合物とピッツバーグの大学教授
--最も有名な毒
--シアン化合物と顔料
--食品に含まれるシアン化合物
--電信ケーブルに首をくくられる
--シアン化合物はどう命を奪うのか
--アレゲニー川での死
--シアン化合物中毒の治療
--シアン化合物と放火魔

◆パート2 土壌由来の死の分子
第八章 カリウムと悪夢の看護師
--身体に不可欠な毒
--カリウムとグランサムの悪夢の看護師
--過剰なカリウムはどう命を奪うのか
--シャーウッドの惨殺事件
--放射能をもつ身体
第九章 ポロニウムとサーシャの無差別な腸
--十分な金属を摂取しているか?
--ポロニウムの歴史
--エドウィン・カーター事件
--無差別な腸
--メイフェアの暗殺事件
--ほぼ検出不能な毒
--放射線と腸
--誰がリトヴィネンコを殺したのか?
第一〇章 ヒ素とムッシュー・ランジェリエのココア
--ヒ素の歴史
--アーセニック・イーター--ヒ素を食らう人々
--ヒ素とムッシュー・ランジェリエのココア
--ヒ素はどう命を奪うのか
--マーシュとヒ素の検出
--療法としてのヒ素
第一一章 塩素とラフキンの殺人看護師
--化学兵器
--塩素はなぜ有毒なのか
--恩恵をもたらした塩素
--漂白剤による死
--静脈内の漂白剤
--死を招くレモネード
結び 死神の楽園

付録 お好きな毒を
謝辞
原註
参考文献
訳者あとがき 

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