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ショップ・ガールと英国の劇場文化

大谷伴子

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著者 大谷伴子
出版社 小鳥遊書房
判型 A5
頁数 256 頁
ジャンル エンタメ
ISBNコード 9784909812971

商品内容

帝国アメリカの消費文化が抬頭するなか、イギリスの伝統的な文化と共存・競合しつつ新たに生み出された20世紀文化空間。
モダニズムへの転換期に誕生したミュージカル・コメディに「ショップ・ガール」「働くレイディ」は、どのように描かれたのか。
2013年放映のドラマ『セルフリッジ百貨店』や、サマセット・モーム、ドゥティ・スミスらの小説・戯曲に見えるモダンな英国の姿。

▼目次
はじめに
第1章 『セルフリッジ百貨店』とウェスト・エンドの劇場文化
第2章 ショップ・ガールの欲望と消費文化
--大英帝国のナショナルなポピュラー・カルチャーとしてのOur Miss Gibbs?
第3章 The Shop Girl と消費の帝国アメリカ
--英国ミュージカル・コメディの「誕生」再考
第4章 変容するロンドンの劇場空間と英国劇作家サマセット・モームのさまざまな価値(その1)
--モームの演劇との決別? あるいは劇場小説『劇場』
第5章 変容するロンドンの劇場空間と英国劇作家サマセット・モームのさまざまな価値(その2)
--『コンスタント・ワイフ』と働くレイディ
第6章 戦間期英国演劇と「郊外家庭劇」
--ドゥディ・スミスとはだれだったのか?

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