海辺を行き交うお触れ書き 浦触の語る徳川情報網
水本邦彦
著者 | 水本邦彦 |
---|---|
出版社 | 吉川弘文館 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 270 頁 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784642058865 |
商品内容
江戸時代、海運・海難に関するお触書「浦触(うらぶれ)」が、全国の海辺の村や町を行き交っていた。年貢米輸送船の行方捜索や島抜け流人の追跡、瓦や材木の回漕予告、漂着した異国船の長崎への護送など、テーマは海事全般に及ぶ。
国境・藩境を越えて津々浦々に届いた「浦触」を読み解き、幕府の情報ネットワークの仕組みと複合的な全国支配の実態に迫る。
▼目次
浦触と出会う -プロローグ
四国を巡る
大洲藩領の継ぎ送り
松山藩や小松藩領の場合
請印帳の役割
九州へ渡る
肥前国星賀村にて
肥後国天草へ
東海を行き交う
三河国刈谷町の庄屋留帳と多彩な浦触
瓦と材木
幕府触れ・藩触れと浦触
江戸前期の浦触
九州・四国との比較
東北・北陸を旅する
「弘前藩庁日記」を読む
下達型から横断型へ
出羽国酒田湊の記録
越中・能登・加賀では
山陰から山陽へ
石見国の大浦湊
備前国岡山藩領
仲間を探す
類似触れのいろいろ
伊能忠敬の測量
幕末から明治へ -エピローグ
国境・藩境を越えて津々浦々に届いた「浦触」を読み解き、幕府の情報ネットワークの仕組みと複合的な全国支配の実態に迫る。
▼目次
浦触と出会う -プロローグ
四国を巡る
大洲藩領の継ぎ送り
松山藩や小松藩領の場合
請印帳の役割
九州へ渡る
肥前国星賀村にて
肥後国天草へ
東海を行き交う
三河国刈谷町の庄屋留帳と多彩な浦触
瓦と材木
幕府触れ・藩触れと浦触
江戸前期の浦触
九州・四国との比較
東北・北陸を旅する
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