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日本陸軍の対ソ謀略 日独防共協定とユーラシア政策

田嶋信雄

3,080円(税込)

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著者 田嶋信雄
出版社 吉川弘文館
判型 四六判
頁数 224 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784642083157

商品内容

第2次世界大戦開戦にあたり重要な位置を占めた日本とドイツ。その関係深化の契機となった日独防共協定はいかに締結されたか。ユーラシア大陸をまたにかけた諜報・謀略活動、航空路整備、対イスラーム政策など、外務省ルートとは別に進行した陸軍の対ソ工作に注目。「空虚な同盟」とされてきた防共協定の全体像を解明し、両国の戦略的関係に迫る。

▼目次
◇序章 日独防共協定を捉える視点
◇日露戦争前後の「独禍東漸」と「日禍西漸」
「黄禍論」と「日禍西漸」の脅威/日本とドイツのトルコ・イスラーム政策構想
◇第一次世界大戦期の「独禍東漸」と「日禍西漸」
エンヴェル・パシャとオッペンハイム/ドイツのアフガニスタン・新疆・満洲での後方攪乱・扇動工作/「独禍東漸」と「日禍西漸」 以下細目略
◇関東軍の「西進」政策と内蒙高度自治運動
◇ルフトハンザ航空、欧亜航空公司と満洲航空株式会社
◇「華北分離工作」と「防共外交」
◇日独「満」航空協定および日独謀略協定の成立
◇アフガニスタンの政治焦点化
◇日中戦争の勃発とユーラシア諜報・謀略協力の挫折
◇終章 ユーラシア諜報・謀略協力体制の終焉

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