文学講義と名のつく本の中でも白眉の一冊でしょう。この本で小説の読み方が随分変わりました。このような本が絶版なんてもったいない。

現在この書籍と、いわゆる著者の講義もの計３点、いわく『ヨーロッパ文学講義』のほかに『ロシア文学講義』『ドンキホーテ講義』については、文庫化もされずに絶版状態のままです。再版の見通しもないようです。私は地元の図書館で借りる算段ですが、実際この手の本は２週間程度の貸与期間では間に合わず、購入した方が再読も出来るだろうと思って古本を探しているのです。ちなみに2004年4月現在で古本の相場が各8000円～10000円と高額で、手が出せないまま足元を見られて余計に値段をつり上げられるという次第です。どうか、読みたい人の所にそれなりの値段で届くよう、ご配慮願いたいのです。

沼野先生の著作で知りました。できれば文庫でお願いします。

是非、比較的安価で再版していただきたいです・・！

こっちも無い。

ロシア文学講義の方は読んでいるので、こちらも。

よみたいです

ドンキホーテの方もよろしく。

「ロシア文学講義」の方と合わせて復刊してくれ。

これ読んだら、あらためて小説が好きになりますよ。
評論家たちはこれ読んで大いに反省してしかるべき。

作家に対する個別の論考はもちろん、自身の文学観を表明した「良き読者と良き作家」「文学芸術と常識」もすばらしかったです。たしかにたくさん売れるような本ではないですが、読みたいと願う人間はいつの時代でもいる著作だと思います。

現状では図書館等でしか読むことができませんが、本書のような書籍は、購入して手元に置いてこその書物だと思われます。

読まずにはいられない。

一票

あれば是非とも購入したいのだが、現在古本屋でもあまり存在せず、有っても高値である。故に復刊を望みたいので。

図書館で借りたけれど…。この本はぜひ手元に置いて、
取り上げられている小説を読みながら何度も読み返したい。

楽しそうだから。

金井美恵子氏のエッセイに紹介されていたので読みたくなったため。

ディケンズの章の冒頭でノックアウトされて以来ナボコフにハマっています。
「ユリシーズ」読むときもお世話になりました。

友人の紹介にて。