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復刊ドットコム My Best 火の鳥

My Best 火の鳥

ご応募ありがとうございました!
「My Best 火の鳥」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
ランキングとともに、皆さまからの“「火の鳥」愛”あふれる、熱いコメントをご紹介いたします。

それでは、ランキングの発表です!
皆さまが「My Best」に挙げたエピソードを集計! TOP5は、以下のとおり決定いたしました!!


◆◇◆ 1位:未来編 ◆◇◆
◎「未来編」が最高です! とくにマサトをつれて火の鳥が極小から極大までの宇宙の様相を見せるところです。
読んだときは中学生のころでした(今から35年以上前!)が衝撃的でした。
また、その最終戦争の顛末なども! それから、ナメクジの文明の栄枯盛衰! それがやがては「黎明編」につながっていく! ここで『火の鳥』は完結していたとは思います。
もちろん、その他のエピソードも捨てがたいですが、手塚先生だったら、「現代編」まで無限に描き続けて、永遠の未完が理想型だったのでは? とも考えます。
実はガウディのサグラダファミリアのように、進化し続けていく『火の鳥』、止まることのない『火の鳥』を手塚先生は望んでいたのではないでしょうか。
(たかし 様)

◎「未来編」を読んだのは、たしか20歳を過ぎた頃だったろうか。恋愛や友人関係、その他いろいろなことでうまくいかず落ち込んでいる時期で、良くも悪くも「未来編」が追い打ちをかけた。数週間ほどメシがのどを通りにくい状態。“生きるって何だ?” ずっと頭の中がグチャグチャしていた。
結局結論は出ていないけれど、『火の鳥』は誰もが通るべき生き方の登竜門だと思っている。高校生くらいになったら、いま4歳の息子にも読ませてみたい。
(kan 様)

◎メビウスの輪のように永遠に語り継がれる生命の物語である『火の鳥』の中で、唯一「終章」と「序章」を兼ねる特性を持った「未来編」が、一番好きです。
(giggsy 様)


◆◇◆ 2位:鳳凰編 ◆◇◆
◎望んだ訳でも無いのに人間に生まれて来て、多かれ少なかれ誰しも罪を犯します。
小学生の頃、「鳳凰編」を読み見開きのページに描かれていた人間が色々な生き物に生まれ変わる描写が、今でも目に焼き付いています。
永遠に読み継がれるべき名作として「鳳凰編」を推薦いたします。
(アビーロード 様)

◎「鳳凰編」が『火の鳥』シリーズというより手塚作品の中で一番好きな作品です。「鳳凰編」を初めて読んだのは中学生の頃でしたが、その時はストーリーの面白さと輪廻という概念を学んだ程度でした。
しかし大学生の時、レポート作品のために改めて読み直し直してみたら、我王と茜丸の二人の数奇な運命と人生観に感動し、ラストでの我王の「美しい…」という場面で涙を流している自分に気づきました。
壮大なスケールで人類の輪廻(?)を描いた「未来編」や、ミステリー仕立ての「宇宙編」、考えられた構成でロビタの誕生を描いた「復活編」も捨てがたいですが、一番はやっぱり「鳳凰編」です。この作品はマンガという表現方法の最高峰でもあり、一般の文学作品すらも超えた日本の宝であると信じています。
(たなまさ63 様)

◎「COM」増刊版で読んだのは小学生のとき。手塚ファンでありながら、偶然近所の本屋で見つけるまで『火の鳥』も「COM」も知らなかった。
伏見の我王と大和の茜丸、速魚とブチ(ヌード!)、良弁、吉備真備と橘諸兄、藤原仲麻呂。権謀術数が渦巻く中、正邪は入れ替わる。そして輪廻転生。「手塚治虫はこんなのも描くのか!」という衝撃を受けた。
「乱世編」で我王が再登場するが、いくらエネルギッシュな生命力があったってそりゃないだろう、火の鳥の血を飲んだわけじゃあるまいし、という気持ちは今も変わらない。
(黒猫庵 様)


◆◇◆ 3位:黎明編 ◆◇◆
◎小学生の時、本屋で「COM」の創刊号を見つけて購入した。ずっと続けて読んだ「鉄腕アトムクラブ」の兄弟誌と言うことで買ったがあまりに内容が子ども向けではなくてとまどった記憶がある。それでもしばらく購入を続けたのは、やはり手塚の漫画の力が大きい。
『火の鳥』はどの話も強烈な印象を持っているし、衝撃を受けたのは「鳳凰編」であったが、この「黎明編」がなければ「COM」を購入し続けることもなかったし、『火の鳥』に出会うこともなかった。
そして、何よりも生きるための希望を残す力強いラストが忘れがたい。
(momori 様)

◎「黎明編」の続編が「未来編」、これこそが火の鳥の真骨頂だと思います。
歴史の始まりから終わり、そしてそれさえもが決して終わりではなく連綿と引き継がれていく、これこそが仏教の輪廻転生さえも凌駕する手塚治虫の生と死に対する思想だと思います。
物語としてはもちろん、その間を補完するための多くのエピソードが存在してそれぞれがそれぞれの高い完成度をほこりますが、やはり『火の鳥』を表現するのは、最初の2編に尽きると思います。
(あっきー 様)


◆◇◆ 4位:復活編 ◆◇◆
◎一度死んで、体の半分以上、脳の大半を人工的なものに置き換えられたレオナは、ロボットに恋し、ロボットになりたがる。不格好な量産型ロボットロビタは、自分が人間であると主張し、集団自殺し、殺人をも犯す。
そんなダブルプロットが合流する物語的ダイナミズム。
(bluemoon 様)

◎「復活編」は、冒頭、主人公レオナの物語と「未来編」に登場したロビタの物語との二本立てになっている。
挿入されるロビタの物語は、メインストーリーの時代背景のように感じられ、砂時計の微妙な年代のずれが心のどこかに引っかかりながらも、少し凝った構成だ程度の認識で話が進んで行く。
その周到な伏線が終盤で回収される時の驚き。「復活編」は全てロビタの物語であった。
「未来編」であっけなく破壊されたロビタの姿にレオナとチヒロの姿が重なり、「復活編」は一気に大きな火の鳥史の一部になる。
(shin1213 様)


◆◇◆ 5位:太陽編 ◆◇◆
◎「『火の鳥』シリーズでは最後の作品」という事もあり、どうしても外せない作品。次作が読みたかった。
(網乾左母二郎 様)

◎犬上(スグル)とマリモ(ヨドミ)の切ない恋の物語に感動しました。漫画もアニメも好きです。
特に7世紀に別れた犬上とマリモが21世紀にスグルとヨドミとして生まれ変わって再会し、再び恋に落ちてキスするシーンがとても素敵です。
でもアニメになったのは7世紀の話だけで、21世紀の話がアニメ化されなかったのが、少し残念です。21世紀の話もアニメ化して欲しいです。21世紀に生まれ変わったスグルとヨドミが再会して、再び恋に落ちる物語も絶対アニメで見たいです。
(麻紀 様)

以上がTOP5でした。そして、惜しくも次点となったのが、コチラ↓

◆◇◆ 次点:望郷編 ◆◇◆
◎「望郷編」は月刊「マンガ少年」に連載されていたときにリアルタイムで読んだことがあります。そして、現在でも当時の連載分をまとめて自分で製本したものをもっており、今回の「復刻版」と比較しそのままに再現されていることに本当に感動を覚えました。
現在、同様な企画で連載当時の復刻ものが目白押しですが、リアルタイムで読んだものがそのままでもう一度読み返すことができる事は非常に新鮮で感動的です。
(こん 様)

◎「望郷編」が一番好きです。小学校の図書室に『火の鳥』全巻が置いてあり、順番はわかりませんが何度も借りて読みました。
一番「望郷編」で惹かれたのはやはり近親相姦設定でしょうか。ただ、子孫を残す、生き残る、そのためには手段を厭わないというか、選ばないというより選べなかったのですが、その執念に強烈に引き込まれました。
でも、何十年と時が経ち、帰りたいという想いが強くなる。結婚して実家を離れ、転勤族となったわが身が重なります。まだ結婚して数年しか経っていないのですが、想像を余りあることです。
亡くなったロミがまたエデン17に戻ったとき、ロミがやっと休めるのだと感じ、ほっとしました。
(未草 様)


◆さらに、上記以外のエピソードへのコメントもご紹介!⇒

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