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ペピの体験

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得票数 19

著者 作者:不詳 訳者:足利光彦
出版社 富士見ロマン文庫
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784829120040
登録日 2003/09/17
リクエストNo. 19475

リクエスト内容

ヨゼフィーネ・ムッツェンバッフェルー通称ペピと呼ばれた女性の少女期を記した作品。簡単に言えばアンネの日記の官能版という作品といえる作品。
ペピは7歳にして性的な魅力を持っていた。「私の顔つき、私の口、私の歩き方までが抱きすくめて地面に押し伏せてやりたい衝動を男達に呼び起こした。……初めてあったばかりの、しかも一見思慮深そうに見える男達に最初の出会いですべて慎重さを失わせ、全てを賭けさせるにいたる魅力」
幼いペピの相手は、兵士、実の兄、兄の友達、50歳の下宿人、30歳のビール売りなど ……12歳になるまでにさまざまな性交渉を体験している。
『ペピの体験』は、幼い少女を主人公としたポルノグラフィの傑作。(1908年ウィーンで出版)。ある意味で、黄昏れていく国の男達の夢見るエロティックな童話ともいえる。

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投票コメント

全19件

  • 李笠翁の『肉蒲団』の翻訳も手掛けている訳者でもあると最近気付きました。中国には上記の他にも『金瓶梅』があり、フランスにはサドの『ソドムの百二十日』やラクロの『危険な関係』などあるので、本書もこれらの官能小説の一書物として加わればと思います。 (2005/01/20)
    GOOD!1
  • 1908年ウィーンで出版された日本語訳の傑作だと思います。
    (内容は『ロリータ』が書かれる50年以上も前の話)

    解説の中で足利氏は原作作者と推測されるものの一人として、『子鹿のバンビ』の作者ザルテンの名をあげています。
    一度だけ友人から借りて読んだことがあるのですが、その内容は傑作でした。もう一度、手にとってみたいのですが、手に入りません。
    どうか、お願いします。 (2003/09/17)
    GOOD!1
  • 金子國義さんの表紙コレクションのため。 (2022/06/30)
    GOOD!0
  • 過去に一度読んだことがありますが、当時の西洋の香りがする文章で面白かったです。ぜひ復刻を。 (2013/02/01)
    GOOD!0
  • 何かの本でこの作品について触れていて、読んで見たいと思った。 (2012/12/31)
    GOOD!0

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読後レビュー

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NEWS

  • 2003/09/17
    『ペピの体験』(作者:不詳 訳者:足利光彦)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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