平凡社ライブラリー復刊！ 身分ではなく富が社会的地位の基準となったのは、いつ、どのようにしてなのか？ ファッションという日常・具体的な視点から近代英国社会の全体像を浮き彫りにする。 解説＝指昭...

江戸が生んだ世界最高のメディア芸術である浮世絵を、風俗・芸能・景観などから多様なジャンルに分けて、その中に描かれている情報を読み解きながら代表的な浮世絵師の名品約250点を鑑賞する。

ひとびとの身体を襲う疾病や、他者からの侵襲・攻撃を「妖怪」の姿や活動に見出し、民俗学とジェンダー論の見地から解明！ 出産・育児の民俗学研究やグリーフケアなどの学際的考察を行ってきた著者がたどりついた集...

これまでタブー視されてきた感がある「戦争画」。本書では約190点を紹介。 所在不明作品を織り交ぜた「誌上戦争美術展」開催。

白土三平が1960年代に貸本や少年雑誌等に発表した読みきり短編の忍者マンガを集めたプレミアムアンソロジー。 カラー口絵に白土が最近書き下ろした「サスケ」の貴重なスケッチと雑誌連載時のカラー扉、カムイ外...

名作長篇「長恨歌」「琵琶行」、愛誦される閑適詩、そして激しい社会批判の諷喩詩など、唐代の大詩人の全貌を示す120余篇。平易、正確、風雅な、全行かながきの稀代の名訳。

ハーンは，その生涯の最後の十数年を日本の紹介に捧げた。本書は，先祖崇拝や家族制度，仏教や儒教，キリスト教の伝来，武家の興隆，神道の復活など，この国の精神世界の展開を独特の進化論と輪廻説をもとに熱っぽく論...

数、時間、コンピューター、人体、動植物、天体、自然、社会のしくみ……。子どもたちが知りたい「なぜ？」「ふしぎ！」に応える「科学絵本」を厳選して100冊紹介！ 子どもの思考力や論理力を培うために作ら...

著者が蒐集する19世紀ヨーロッパで出版された雑誌や挿絵本などの魅力とは。 ANA機内誌『翼の王国』で144回にわたって連載された人気エッセイが、カラー図版満載で待望の書籍化。

常識的なものの見方を覆すユニークな発想の随筆や、絵本『ふしぎなえ』『ABCの本』の創作覚書など、珠玉の初エッセイ集が甦る。 1979年に刊行された初エッセイ集の記念復刻版。

澁澤龍彦、種村季弘が教科書にした、ヨーロッパ美術史を巡る幻の名著。45年前パリで出版された奇想本の完全再現版。シュルレアリスムの根源に潜むヘルメス的世界を復活させた大著。

夢二の肉筆画と版画の代表作をはじめ、デザイン作品や装幀、詩歌、俳句などとともに最新の知見を盛り込んで、幅広い作品の魅力と画家の生涯を紹介する。生誕130年記念出版。

四季の風物、動物、植物、文様、縁起物まで、多種多様な「箸置き」の世界。 著者の貴重なコレクションを通して楽しむ、小さくて可愛い、日本人の掌の美をめでる一冊。

『スーホの白い馬』で知られ、日本人ではじめて国際アンデルセン賞を受賞した赤羽末吉。 50歳でデビューし、自由な筆致と緻密な設計で「こころ」を描いた作家の作品と生涯を紹介。

月夜、音吉が担いできた鮟鱇の肝を取ろうとすると怪しい美女が現れ出る。 泉鏡花の怪異譚を山村浩二のイラストで活写した、奇妙で滑稽な新しい絵草紙の誕生！

春画の第２弾はカップルたちの組み合わせから絵を読み解く風俗大全。その種類は全100項目！ 女房と間夫、花魁と若旦那、船饅頭と客、殿様と腰元、医者と娘など、多彩に収録。