マンガスキー・カナンさんのページ
レビュー
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定本 エリノア
清純な乙女の世界の時間
と言う物は、過ぎてしまえば、大人の汚れた醜い現実に出会う訳で、作者はその限られた短い時間で、そのいのちの歩みを止めてしまいました。
”心無い男子生徒の言葉”に過敏な作者は、深く傷つきましたが、あるいはこの男子生徒の言葉は、作者への恋の表白だったのかも知れません。
中学生の頃の、女子生徒は、男子などよりはるかに大人で、教師へ恋心を抱くのも普通にある事です。
当時の時代が、両親、教師も大人としての、思いやり、大きな心が持てない頃だった。
現代の、現実からすれば、自由のない、拘束された青春期が、傷ましくも哀れであります。(2016/04/17) -
萩尾望都 SFアートワークス
100億の昼と1000億の夜
この宇宙が原子炉内のバグだったと言う、結部の衝撃が今もわたしの人生観の根底となっています。
光瀬龍の原作を視覚化した作業は、実に偉大であります。
イエスの描写は教会派のキリスト教信徒には耐えがたいと思うが、果たしてイエスの実像とは、信徒が抱くような人物であったろうか?
この作品一作で、彼女の存在が認められよう。(2016/03/15)
復刊リクエスト投票
あわ雪さん
【著者】西谷祥子
ダーティペア コンプリートアートワークス
【著者】高嶋規之
AVないやつら
【著者】みやすのんき
鉄道讃歌
【著者】KEMURI PRO