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• 実践UML 第3版 オブジェクト指向分析設計と反復型開発入門

  【著者】Craig Larman

  タイトルで大損している本。イマイチ売れなかったのだとしたらこのタイトルのせいだと思われる。
  内容はUMLの書き方に留まらず、設計全般、TDD、XP、リファクタリングなど多岐にわたり、GRASPパターン(General Responsibility Assignment Software Patterns=オブジェクト指向設計における汎用的な責務割当のパターン)の実践的な例を用いた解説となっている。エリック・エヴァンスのDDD本やGoFのデザインパターンに並ぶくらいの名著のはず。この邦題を付けて出版したピアソン・エデュケーション・ジャパンの罪は重い。
  Amazonで中古本が24,000円を超えている。タイトルを修正して再販し、出版社としての社会的義務を全うされることを切に願う。(2018/04/24)