蔦吉さんのページ 復刊リクエスト投票 血と言葉 新装版/被精神分析者の手記 【著者】マリ・カルディナル 精神科医の斎藤学氏のコラムで、この本の内容である「マリの物語」について言及されていたのを思い出しました。本人の回復によって極めて幸福に終わったトラウマ治療の例ということで、未だトラウマに苦しむ人々や、治療者・援助者にとっても、得るところの大きい一冊なのではないかと思います。(2004/07/25) 生きる勇気と癒す力 【著者】エレン・バス ローラ・デイビス 「事実を認識すること」「自分のせいではないと知ること」「嘆きの作業」など、性虐待サバイバーの実体験にもとづいたステップを踏んで、性暴力で受けた心の傷を癒す方法を細やかに解説した良書、という印象を受けました。虐待の事実をめぐって裁判が起こるまでに問題が表面化した米国とは異なり、「世間体」をはばかって未だ多くの性虐待の事実が「なかったこと」にされているのが現状の日本においても、被害者の人生を、人としての当り前の幸福を取り戻すために、本書はぜひとも必要なリソースのひとつだと思います。(2003/08/09)
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血と言葉 新装版/被精神分析者の手記
【著者】マリ・カルディナル
本人の回復によって極めて幸福に終わったトラウマ治療の例ということで、未だトラウマに苦しむ人々や、治療者・援助者にとっても、得るところの大きい一冊なのではないかと思います。(2004/07/25)
生きる勇気と癒す力
【著者】エレン・バス ローラ・デイビス
虐待の事実をめぐって裁判が起こるまでに問題が表面化した米国とは異なり、「世間体」をはばかって未だ多くの性虐待の事実が「なかったこと」にされているのが現状の日本においても、被害者の人生を、人としての当り前の幸福を取り戻すために、本書はぜひとも必要なリソースのひとつだと思います。(2003/08/09)