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• ブリキの音符

  【著者】片山　令子、ささめや　ゆき

  だいぶ前にMOEに連載されていたときに読んでいて、
  特に「もう少しここに」という詩がとても好きでした。
  私は人との距離のとり方が物凄く苦手で、それが「好きな人」ともなるともう、どうしていいかわからなくなってしまいます。
  「私とあの人がべつの人間である」ということが辛くて、
  「私自身なんてもう捨ててしまってもいい」と思う自分が怖くて。
  でも、この詩を知っていたことで、随分楽になりました。
  是非手もとに置きたい本です。(2002/06/12)