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見続ける涯に火が… 批評集成1965-1977

中平卓馬

3,740円(税込)

(本体価格 3,400 円 + 消費税10%)

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著者 中平卓馬
出版社 オシリス
判型 四六判
頁数 512 頁
ジャンル エンタメ

商品内容

編者:八角聡仁 石塚雅人

ブックデザイン:服部一成

表紙・見返しに中平卓馬カラー新作写真6点収録





思考が視覚を批判し、視覚が思考を試練にかける。

中平卓馬の遺した仕事に見られるそのような葛藤の痕跡は、

ゴダールの仕事に勝るとも劣らぬ強度で今もわれわれを圧倒する。

遺した? いや、写真家は、記憶の大半を失い、書くことをやめた後も、

日々撮影を続け思考を続けている。その姿はわれわれに究極の真理を

教えるだろう。脳ではない、眼が思考するのだ。だが、そのような境地を

垣間見るためにも、まずは、彼が脱ぎ捨てた、しかし今も生気に溢れる

過去の思考の殻を、われわれの「灰色の脳細胞」でつぶさに検討する

ところから始めなければならない。



(浅田彰)

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