人文学の本国最強を誇る氏の、博覧強記ぶりが一望できる書物の饗宴はこの書に棹さす。いずれ日本における西洋学問形成史の重要なキーパーソンとして刻まれるであろう高山宏。この偉大なる人物の軌跡を辿ってゆこうとする後世の人間にとって、また現在の学知の先端をゆくこの孤高のたたかいに挑んできたひとりの日本人がいたことを知らせてくれるものとして、この書物はその任にふさわしいものである。

もう一度あの圧倒的なボリュームに触れてみたい。

手に入れそこなってたものですから

本当に良いものを手元に残したい。

高山宏の絶版本には大概なかなかな古書価がつくものだが、それにしてもこの本に関しては元価約７千円に対して５万円などという馬鹿げた値段がつき、さすがにまっとうなこととは思えない。すぐれた本だからこそ適正な値段で多くの人が手に取れるようにして欲しいものである。

図書館でも盗難されており、読むことができないくらい人気だから。

どこの図書館にも置いておらず、講義の中で紹介するのにその著者本人ですら入手困難
である。これは復刊してほしい。

高山宏さんの多くの著書より刺激を受け続けてきましたが、その中でも最も手に入りにくく、諸先輩方の評価の高いこの著作の再刊を強く～、願うものです。

高山教授の文章はスマートである。２，３行読むだけでスーッと読者に入ってくる文を操る作家はそういまい。厚さ６センチにも及ぶこの本を読破すれば，どの読者の頭の中も知識，知識のカーニヴァルが始まってしまう。高山中毒にかかったものであれば誰しも手許に置かずにはいられない，そんな１冊だ。

ぜひ読みたい。

高山宏の『ブック・カーニヴァル』は、松岡正剛の『千夜千冊』に相当する。書物に関する全てがこの本に内包されている。絶版のまま放置することは、文化の衰退にほかならない。ぜひ、復刊すべき本。

祝祭を待望します。

よろしくお願いします．

お願いします。

『超人　高山宏のつくりかた』を読んで、「是非コレも！」と思ったのに、異常な値段がついていたので

他に類を見ないということが理由のひとつです。
そして、ブックガイドという常に座右において参照する性質の本なので、図書館などで借りてすますことは出来ません。
また、古書で購入するにも、非常に高価なので。

ひれ伏したいから

手元に置いておきたい。

図書館で借りるではなく、常に手元においておきたいから。

一家に一冊あれば日本は平和。
『家庭の医学』とポジションチェンジすべき。